未定(タイトル募集) (ページ9)

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菅井side

マネージャーさんからAが私と話したがっているという
連絡がきた。
ちょうど個人での仕事が終わったところだったから、
急いで身支度をしてスタジオを出た。
指定されたのは事務所の会議室。
扉を開けると、いたのは連絡をくれたマネージャーさんとAのみ。

マネ「菅井お疲れ様。じゃあ私は席を外すから。木戸口、ちゃんと思ってること話しなね。」
菅井「お疲れ様です。ありがとうございます。」

たしか今日は検査結果を聞きに行ったはず。
よくない結果だったんだろうな……。

菅井「A、お腹は空かない？ケータリングのお菓子貰ってきたのー！」

なんとか重苦しい雰囲気を払拭したくて無理やり話題を作り出した。ケータリング貰えてほんとに良かった……笑

『じゃあ、クッキーもらおうかな……。』
菅井「いいよー！はい、どうぞ。」

それから1時間ほど私が一方的に今日あったことや、土生ちゃんやきらちゃんのおかしな言動について話通した。
Aは相槌を打つくらいだったけど、幾分か表情が和らいだ気がする。

『友香、聞いてほしい話があるの。』

きた……。

菅井「ん、なに？」

『私、櫻坂46を卒業しようと思う。』