今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:4,832 hit
小|中|大
〇 ページ18
瑞穂side
1ヶ月ほど前。急にAと連絡が取れなくなった。
マネージャーさんもメンバーも誰一人として。
だから急に電話が来た時はびっくりしたんだ。
なんで私を選んでくれたのかは分からないけど、
私はつとめて平常心で電話に出た。
瑞穂「もしもし〜。」
『瑞穂…………会いたい。』
瑞穂「うん、じゃあ今から行くね。」
財布と携帯だけを持ってタクシーでAのいる病院へ。
夜だし面会時間ギリギリだったけれど、なんとか病室へ辿り着いた。
深呼吸して、そして覚悟をして私は病室の扉を開いた。
そこには一回りも二回りも小さくなってしまったかのようなAがいた。
髪の毛はない。
瑞穂「お待たせー!」
するとAは急に泣きだした。
おそるおそる背中を撫で落ち着くのを待った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ドクターさく | 作成日時:2022年8月9日 19時