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『…………っ』
【愛するAへ】
懐かしいお母さんの文字。
【お前は俺らの大切な娘だ。】
お父さんの力強い文字。
中身もまだ見ていないのに封筒の外の文字を見ただけで涙が浮かんでくる。
祖父母の家を出たあとはどうやって家に戻ってきたのか覚えてないけれど、目が覚めたら自分の家のベッドだったからまぁなんとかして帰ってきたのでしょう。
『…よし、コンサートまで後少し。
仕事に行かなくちゃ。』
コンサートがあるから学校は少しお休みさせてもらってる。
おかげで仕事の方に集中出来るからいいや。
『お母さん、お父さん。
また見守っててね。行ってきます。』
まだ読んでいない手紙をカバンに入れて、玄関に置いてある家族写真に挨拶を済ませて家を出た。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『おはようございます〜』
「あ！おはよう〜！
コンサートの衣装とか来てるからそれ確認してもらって、それが終わったら今日はゆっくりしてなさい？」
『…ありがとうございます！
失礼します』
何となく察してくれてるんだろうなってスタッフさんに感謝だ。
それから衣装を確認して、メイク道具の片付けをして…
またELENAの仕事へと向かう。
また事件になるなんて思ってもいなかった。
なんにも考えずにカメラを用意して、帽子を被って踊っていた時だった。
TH「A〜〜〜！かっこよかったよ〜」
『て、てひょんさん！？』
TH「やっぱりすごいね！！」
もう…テヒョンさんったら…
JH「え、ま、待って。
ELENAってAだったの？
で、AはELENAなの！？」
JM「待って待ってわかんないんだけど。」
JK「…まじでAなの？」
テヒョンさんの後ろから続いて入ってきたのは、ホソクさん、ジミンさん、ジョングクさんの3人だった。
そんなことより…
『…なんでよりによってこの3人にバレるんですか。』
TH「あ、ごめん。無意識に入っちゃった。
3人とも見なかったことに…「「「出来るわけないでしょ！！」」」あ、はいですよね。」
『もう嫌いです。』
TH「ダメーーーー！」
ほんとに、なんでこうなるんでしょう。
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Rabbit(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいあまりです…！更新が遅くて大変申し訳ないのですが、今お話を準備している最中ですので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです！ (2018年6月4日 20時) (
レス) id: e7e1de5643 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 続きがァァ…泣ほんとに楽しみにしてます！！ (2018年6月3日 14時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rabbit | 作成日時：2018年1月28日 23時
