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緋山side



名取を探していると
フェローたちの会話が聞こえてきた




横峯「早くくっつかないかな〜あの2人」

名取「横峯頑張ってんじゃないの？くっつけるの」

横峯「そうなんだけど...ほら、藍沢先生って怖いじゃん」




あの2人って、石川と藍沢のことか...
フェローにまで応援されてるって、どんだけなの




横峯「すっごく仲いいのにね」

名取「...あ、そういえば昨日、俺見ちゃったんだよね。石川先生と藍沢先生がソファで一緒に寝てるの」

横峯「なにそれやば〜！」





昨日 ソファで 一緒に？
どんだけ仲いいのよ、と思いながら名取に声をかけようとする





...待てよ、確か藍沢さっき、
昨日は猫が可愛かった とか言ってないっけ？


モヤモヤするのは嫌だから
名取に聞いてみることにした



緋山「名取」

名取「あ、お疲れ様っす」

緋山「あんたが石川たちを見たのって、ほんとに昨日？」

名取「昨日ですよ？俺当直でしたし。」

緋山「アイツらなんか喧嘩してた？」

名取「いや、むしろ逆ですね。...ここだけの話、手ぇ繋ぎながら寝てました」

緋山「...そ。ありがと」






───俺に懐いてきて可愛いんだぞ


───引っ掻いた後にニャーニャー鳴いて謝ってきた。可愛すぎて思いっきり抱きしめてやった





そういうことか。





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