まいにち

みつめて　たつ1 ページ2

体弄ぶ隆平の指の感触。
気持ち良さで目が覚めた。
パジャマ越しだからちょっともどかしくて
それが逆にイヤラシぃ。

啄むようなキスとカリカリと引っ掻く指先。
もう少し寝たふりしておこう。
それでも我慢できずに漏れる吐息。
わざと太股にあてたままにしておくと
膨れ上がったものをひと撫でされる。

あぁ。ええ。

ジワジワと押し上がってくる快感。

隆平の指に力が入る。
握られてまた一回り大きくなった。

モソモソと衣擦れの音がして
上下を始める反対側の手。
微かに隆平の匂いがする。
ホンマにかわええんやから。
腰、揺れ始めてるやないの。

ふと、動きがやんで熱くなった手が離れて
こそっとベッド抜け出そうとする。
起こさんように気ぃ使ってるつもりなんかな。
こっちはとっくに覚醒しとんのに。

｢どこいくん｣

ぱっと腕捕むと驚いた声。

｢起きてたん？｣
｢夢の中でりゅうがいやらしぃことするんやもん｣
｢ごめん。たつの寝顔見てたら、つい。
大人しくねるわ｣

しゅるりとベッドに戻ってきた。

｢続き、せぇへんの｣
耳元で囁くと体震わせる。
シタイくせに。

｢目ぇ覚めてしまったわ。お詫びに見せて｣
｢見せるって何を？｣
｢りゅうが自分でしてるとこ。こんなになって寝れんやろ｣

パジャマの上から自分の握らせて擦りあげる。

｢はよ、見せて。俺の目ぇ見たままして｣
｢はずかしい｣
｢はずかしいことしてたやん。なぁ、はよぅ｣

戸惑いながら下だけ脱いで
自分のもの擦り始めた。
言いつけ通りに俺の目ぇ見ながら。

｢イヤラシぃ顔してんで｣
ちゅっとおでこにキス落とす。

あぁぁ
漏れる小さな喘ぎ

響き始める水音。

｢りゅう、腰動いてる｣

囁く度に速度が上がる。

｢目ぇ瞑ったらアカンよ｣
｢い、じわ、る、、いわん、で｣
｢意地悪ちゃう。こっち見て｣
｢た、、、、つぅ、おねがっ、、し、て｣

目の縁にたまった涙がぽろっと落ちた。

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