戦線布告 たつ2 ページ7
それは隆平が後輩たちに囲まれてる時のこと。
いつもより低い声やったから誰かわからんかった。
｢忠、ちょっと｣
独特の呼び方で俺を呼ぶ人。
いつもはほわぁんとしてるのに、怖い。
目が怖い。
TVじゃお目にかかれない怖さ。
やっばぁ。俺、なんかしたっけ？
緊張隠しながら
｢どうしたん？｣
笑顔でこたえた。
手招きされて、近づくと
｢オマエ、マルとはマジなの？｣
どストレート投げてきた。
｢おん。一緒に暮らしてるし、
籍は入れらんないけど、気持ちの上では結婚してる｣
俺もまっすぐに投げ返す。
やって、一瞬でわかったんやもん。
この人、マジで俺に向かってきてる。
｢本気で、一生守っていける？｣
｢もちろん。隆平は俺が守ってく｣
じっと睨みあう。
あの人と向かい合った時を思い出した。
｢泣かすなよ｣
｢おん｣
｢泣かしたら、オイラがもらうよ｣
｢絶対やらへんわ｣
｢覚悟、してる？｣
｢とっくにしてる｣
またまっすぐ俺の目を見る。
負けへん。俺の隆平やから。
しばらくそのまま。
お互い逸らさんでおったら
急にヘニャっと顔崩して
｢任せたわ｣
いつもの笑顔で笑った。
俺の頭わしゃわしゃって撫でたら
｢忠にマルとられたーっ｣
って大声だしてみんなの輪の中へ戻っていった。
ひとりになったら急に力が抜けて
その場にへたりこんだ。
入れ替わりに来たのは尊敬する大先輩。
｢なんだ、あいつもマジだったんか｣
いつもの通りに頭にサングラスのせて
俺の前にしゃがみこむ。
｢小僧、俺も同じだぞ？｣
驚きすぎて返事もできない俺に容赦ない。
｢なんかあったらアイツより先に俺が行くからな｣
はぇ？
我ながら情けない声。
｢アホ面してねぇで、シャキッとしろよ
マル狙ってんのは俺らだけじゃねぇぞ？｣
じっと俺の目ぇ見て、にやっと笑う。
｢幸せにな｣
俺の肩ポンっと叩いて立ち上がる。
｢マルーっ。ダンナがへばってんぞー｣
でっかい声で隆平呼んだら、
はははって笑って行ってしまった。
｢はぁーい｣
これまたでっかい声で返事して
パタパタと走ってくるモテ男。
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cayochi(プロフ) - kkoyanagiさん» うわぁ！おめでとうございます！楽しんで来てくださいませね。でも無理は禁物！まだ時間ありますから体力蓄えて！今、喉やられてる方多いみたいですね。エイトのパワーもらったら回復早くなるかな？ (2019年7月26日 18時) (
レス) id: c55178e693 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 何とか解放席が当たりました。日曜行ってきます。先週から気管支炎寝込んでいてやっとこ一昨日床上げで体力持つかなぁ心配 (2019年7月26日 18時) (レス) id: 9936377b81 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - みんな大好きオス田(笑)ネコキドとどっちがいいかなぁ、なんて考えてるだけで楽しいですよ〜。ちょっとお待ちくださいね！ (2019年7月25日 21時) (レス) id: c55178e693 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - ふふふっ、オス田。好物です。 (2019年7月25日 17時) (レス) id: 9936377b81 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - (名前)ゆーきゃんさん» 実は忠義さんの方がポリネシアン度深そうな気がしてるんですよねぇ。ヤキモチ妬いたらいろいろと大変そう(笑)ヤンマーちゃんでこんな感じ・・・ふふふ。できそう(笑)お楽しみにっ (2019年7月25日 10時) (レス) id: a293f198c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cayochi
| 作成日時：2019年3月31日 15時
