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スンリはどういうつもりであたしに打ち明けたんだろう……
あたしにどうして欲しかったのかな？
引き止めて欲しかった？
こんなにモヤモヤな気持ちになるんだったら………知らない方がよかったのに
「ヌナ、どこ行くの？」
「ちょっと備品室。」
「一緒に行こうか？」
「片付けてくるだけだよ？」
窓の外はぐずぐずと今にも泣き出しそうな曇り空が広がっていて
定時を過ぎるともうフロアには人が疎らで
ダンボール1箱抱えて倉庫に向かう
テテの目は不安そうに揺れていたのに唇を必死に噛み締め、頑張って笑おうとしてるように思えて
じゃあ待ってるって、誰も見ていないのを確認した後、頭をあたしの肩にぐりぐりと押し付けて
他にも言いたいことがあるのに、ぐっと気持ちを奥に押し込めてるような
いい加減……はっきりしなくちゃ
いつだってだってあたしの側にいてくれて
とびきりの笑顔で“大丈夫”を与えてくれる
テテとなら、1歩を踏み出せる
だから、関係ない
あたしには関係ないんだ
スンリとセナちゃんのことも
あの人のことだって………
背中を向けていた扉が開く音がした
「テテ？」
後ろも見ずにそう呼んだ時、身体がびくんと大袈裟じゃなく跳ね上がる
振り向かなくても
そこいるのが誰か、わかってしまったから
「ごめん、俺で。テヒョンが良かった？」
ゆっくり振り返ると、無条件に波打つ心臓
だって……もう何日会ってない？
会いたくなかった
会え………なかった
「………ジヨン先輩」
名前を口にした瞬間、胸がぐっ……って締め付けられたのが嫌になるほどわかって
先輩を見ないように俯いて、この場をやり過ごそうとしたら
がちゃんと先輩が後ろ手に内鍵をかけた音が狭い倉庫に響いて
「だってお前こうでもしなきゃ逃げんだろう？」
俯いた視界に見えたのは、あたしへと伸ばす手のひら
なんで
どうして
「行かせない………あいつんとこには。」
手繰り寄せられた身体は、いとも簡単に閉じ込められて
耳元に落ちる声に
しがみつくように背中にまわされる腕
覚えてた温もりに、心が勝手に震える
………一体あたしどうなっちゃうんだろう
鼓動が伝わるのも
ジヨン先輩が吐いた息が首筋に触れるのも
ぜんぶが、苦しかった
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merry(プロフ) - なつこさん» なつこさん！お返事遅くなりました(>_<)未だに不安定な状態で心配事もたくさんありますがわたしもなつこさんとまたお会い出来るように準備しております！体調をくずされませんようお元気でお過ごしください！ (2020年6月3日 23時) (
レス) id: 04887bd533 (このIDを非表示/違反報告)
なつこ - お元気ですか？見えない敵と闘いつつ、もはや共存していかなければならない今になって、自由やありのままの生活のありがたさに気づきました。merryさんと再会できることを願っています。ご自愛ください。 (2020年5月9日 22時) (レス) id: c319d287df (このIDを非表示/違反報告)
merry(プロフ) - たかさん» たかさん！いつもありがとうございます。たくさん更新出来いことや、色々思い悩んでましたがこんな素敵な言葉を頂けて嬉しくて幸せです。テテちゃんのお話とジヨン先輩のお話楽しみにお待ち頂けるとありがたいです(*^^*) (2020年2月26日 0時) (レス) id: 04887bd533 (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - merryさん！とりあえずお疲れ様でした。そして新しいお話ありがとうございます！テテにも素敵な幸せが来ること楽しみにしています。 (2020年2月22日 0時) (レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)
merry(プロフ) - ともこさん» ともこさん！わーん(><)ひとつひとつ言葉を大切に読んでいただけて本当に嬉しくて泣きそうです。これから甘々なジヨン先輩を想像していまからにやけてます。本領発揮したジヨン先輩のターンをもう少しだけお待ちくださいね！いつもありがとうございます！ (2020年2月7日 1時) (レス) id: 04887bd533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：merry
| 作成日時：2019年9月19日 20時
