ワイは猫…やんな？【shp】

1+1匹の生活 ページ3

貴方side


買い物帰り
マンションの傍に綺麗な猫発見
思わず買い物袋を落とす


目が合ってしまうが直ぐにそらす
猫は目を合わせたらダメなんだよね…？


フリーズしていると近づいてくる猫
毛並みが綺麗すぎる…これは飼われてるな


でも首輪してないし…
しゃがんでみる


手を顎の辺りに出して撫でる
えぇ…何この子可愛い。可愛すぎる


『ねぇ君はどこから来たの？野良？野良なら連れ帰っていい？…ぁ…その前に警察行かなきゃ』


警察というワードに驚いた…よね？


『警察いや？でも私は君を飼いたいんだ。そのためにも警察に行って確認をとらなきゃ…飼い主さんはいるの？』


ふるふると首を振る


『言葉分かるの！？でも…とりあえず行こうか。自分で歩く？それとも抱っこ？』


前足を私の膝にのせる
抱っこなのかな？


しかし賢いな…


胸元で抱っこすると嫌がらない
むしろ心地よさそう…よかった


それにしても…アメジストの瞳か…
猫なのに紫ってあるんだな
ベンガルかな？この子は


アメジストの瞳と言えば…ショッピさんを思い浮かべるな…


あの日の夜は本当に良い時間を過ごせた
また…お酒飲みながらご飯食べてお話したいな…


かっこよかったし…彼女いないって言ってたし…


変な想いとかはないよ？？
べ、別に好きとかそういうんじゃないんだから…！


ほんとほんと！
たまに思い出すことはあるけどね…最近見ないなぁ…元気にしてるんだろうか


近くの警察署に着く
少しふくよかなお兄さんが出てきてくれる


『あの…この猫って捜索願い出されてますか？』


「この子ですか…！？ちょ、確認してみますね」


少し驚いていた
やっぱ目が紫だから？


すると、捜索願いはなくて、野良らしい


「知り合いの獣医呼んだんで待っとってください」


『ありがとうございます』


この猫…よく喋るな…
ト〇ックさんのロ〇みたいだ…
めっちゃ可愛い


すると中々癖の強い方が来た
お面つけてるけど…大丈夫か？


「どうもくられと申します、じゃ予防接種しますね。飼い主さんにはそこで待っててもらって…」


すると別室に行く
数分後でてきた猫は勢いよく私に飛びついた


「そんな怖いことしてないんだけどなー…とりあえず何かあったら連絡してね、この子は家知ってるからすぐ来れると思うから。予防接種代はいらなーい」


そのまま行ってしまう


『ありがとうございました！』


家に帰る。


『身体汚れてるし…シャンプーしよっか！』

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