山猫に一目惚れ (ページ1)

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藤宮A
本作の主人公。第7師団27連隊所属。
父親は陸軍少将。その地位もあり、士官学校卒業後、少尉の階級で入隊。
尾形百之助に一目惚れ。
普段は女性らしさの欠けらも無いが、尾形百之助のことになると途端に乙女になる。
尾形百之助のことを考えている時が、彼女にとって最高の至福の一時。しかし･･･?!

尾形百之助
27連隊の1等卒(後の上等兵)。
Aが一目惚れした男。
父親や腹違いの弟のこともあり、軍の中で冷遇されていたが、ある日を境にそれがピタリとやみ、疑問に感じる。風邪をひいていないのに、くしゃみが格段に増えたり、なんだか、妙な視線を感じたりして少し困っている。
射撃の腕は、第7師団の中でも別格。
家族のこともあり、恋や愛には超鈍感で不器用。

二階堂兄弟
27連隊の二等卒(後の1等卒)。
ひょんなことから、Aが尾形百之助に一目惚れしていることを知る。その後、何かとAと関わるようになったり、巻き込まれたり。Aの恋の良き相談相手。文句を言いつつ、親身になってくれる。

鶴見少尉(後の中尉)
27連隊の少尉。情報将校。部下はもちろん、上官までたらしこむ恐るべきカリスマ性。
Aもその色気と話術にたらしこまれそうになるが、なんとか正気を保っている。

鯉登音之進(後の少尉)
士官候補生。鶴見少尉の大ファンでなぜか、鶴見少尉にたらしこまれた人間より心酔している。時間があれば、鶴見少尉の元を訪れるはた迷惑なお坊ちゃま。尚、鶴見少尉の前だと早口の薩摩弁になるため、必ず通訳が必要。なぜか、Aが自分と同じ鶴見少尉の大ファンと勘違いし、それ以降、何かとAと鶴見少尉談義に花咲かせる機会を設けようと必死になっている。

花沢勇作
27連隊の少尉。Aとは同期。尾形百之助の腹違いの弟。尾形百之助とは兄弟としてなんとか仲良くなりたいと思っている。規律クラッシャー。
最初は、Aを同期としてしか見ていなかったが･･････?