ただ、未来を 2

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「…大丈夫です、うまく行きますわ！
何か相手が喜ぶプレゼントとかすると良いかもしれません！」
おぉ、当たり障りないきちんとしたお悩み相談になってる！
「ホントか！？」
「は、はい！…Aちゃん、なにかありますか？」
「立花、どうだ！？」
『あー、…、はい。
贈り物は相手のことを考える時間、相手がどう思ってくれるのかを悩む時間が一番大切だと聞きますから…はい。
調理実習のときに感じましたが、貴方は人をよく見ていますね。…心配することはないでしょう。たとえどのような結果出あれ…あなたの想いは、報われるでしょう。』
殿は心を許した相手はとてつもなく大切にするし…
ほら、松永の爺さんなんてそれで2回も謀反を許されてるし…
愛の形は、人それぞれ、ですから。
「…あぁ！よし…！よし！
ありがとうな、二人共！」
『いえいえ。うまくいくと、いいですね』
本多くんは嬉しそうに教室を出ていった。
それから、ほとんどのクラスメートを占って、あとはミッチ…明智くんだけだけど…
み「明智君も占います？」
明「あ、いやあの…僕は大丈夫です…」
そう言って、明智くんは行ってしまった。
あら、まぁ…
…まぁ、強制することでもありませんし。サルやミッチーに関しては私の主観が入りまくってしまうのでちょっと色々大変ですし。
豊「それにしても、アイツほんまヘタレやなぁ…
よお関西有数のギャングチームおれたよな」
み「そうなのですか？」
『え、関西有数のチーム…？』
…朝倉さんとこ？足利さんの弟くんとこ？
どっちにしてもミッチーの胃が死にそうだけど…、
豊「そうやで。
…まぁ、俺と違って頭も切れへんやろうし、スーパーパシリやったんやろ」
そう言って豊臣くんも教室を出た。
うわぁ、嫌味ぃ…
やっぱミッチーはクローンになってもパシられてるのかぁ…頑張ってるなぁ…
気が遣えるし細かいとこまで気がついちゃうから余計に大変なんだろうな…

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