東京到着 ページ7
「おいしい？」
「ワン！」
「こんな伸びてるうどんをおいしいだなんて…キミは健気だね。本当に犬みたい。」
会話に混ざりたい。ワタシマタクウキ。でもリア充の会話に混ざるの申し訳ない。
「あのっアナタのお名前は……？」
「マキマ」
「マキマさん…すっ好きな男のタイプとかあります？」
そうデンジが訊くとう〜んと悩んでいる様子だった。そういえば、マキマさんは対等な関係が欲しいんだよね。じゃあマキマさんじゃなくマキマって呼び捨てとか？いやそれは失礼かな。
でも、もうタメ口なんだよね〜…
マキマちゃんとか…？
あ、天才、いまならエジソンになれそう。よしマキマちゃんって呼ぼ。
「デンジ君みたいな人」
「デンジ君……？」
「俺じゃん……」
そんな声が聞こえ現実に引き戻された。
「Aちゃんは？」
「は、え。は？」
「もう一回言うね。Aちゃんの好きなタイプは？」
は、まさか自分に振られるとは思っていなかった。さっきからなんなんだこの人は。何？私のこと好きなの？！ねえ！！こんだけ思わせといてやっぱ好きじゃないとか許さないからね？！
マキマちゃんは面白そうに微笑みながらこちらを見ていた。
くっそ。やられっぱなしは嫌だから、この際口説いてやる。
「…マキマちゃんみたいな人」
そういうとマキマちゃんは心底驚いた顔をしていた。
ふっ私はその顔が見たかったのだよ！マキマちゃん！！これに懲りたらもう２度と思わせぶりな態度はとらないｙ
「そっか。嬉しいな。」
は。マキマちゃんは私にアニメでも漫画でも見たことがない笑顔で笑いかけた。
ぼっと自分の顔が熱くなった。だってなにその顔反則でしょ！！せめてアニメや漫画で描かれた笑顔にしてよ！！心臓もたない…
デンジ助けて…と言いながらデンジにくっついた。
「あ"？やなこった。」
「ふふ、Aちゃん顔真っ赤。」
「誰のせいだと…」
潤んだ目でマキマちゃんきっと睨んだ、マキマちゃんからは可愛いよと返ってきた。くっそ、１枚取られた！デンジのやつは胸しか見てない！確かに私はマキマちゃんと違って断崖絶壁だけど！！男だろ！助けろよ！！
そのあと散々弄られながら、東京に到着した。
「俺も……マキマさんが好きです…」
「は？」
「…は？」
「そーゆーのは本人に言えよな。ほら迷子になってんじゃねえぞ」
そういい、デンジを連れてデビルハンター東京本部の中に入った。
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
