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これと、これと、これかな。
近くのスーパーで材料を買っていく、ついでにパンやカップヌードルなども。基本自炊しなからなあ。
材料は携帯のレシピを見ながら買っている。
公安の給料が本当よくて、多分生きている間はお金で困る事ないだろうなってくらいある。
というか、まじで。私このぶっ壊れた世界になじんでんな。適応能力高いんかなあ。前の世界でもなんとなく乗りで生きていけたしな。
一通りかごに入れて会計に進んでいく。なんか小さいころから人見知りなもんで、いまだに会計するときに戸惑ってしまう。
会計を終えて、丁寧にエコバックの中に食品を入れて店を出た。
寄り道せずに、まっすぐ帰宅した。
すぐにでも作りたい気分なので、上着を脱いで、ワイシャツの袖を捲った。
「よしっ」
携帯を開いて、はじめ何するのかを調べる。
え、冷蔵庫で材料を冷やす?今日作れねーじゃん。
ウキウキしていたのに一気に地獄に落ちた気分だ。今日の朝の夢が伏線になってんの?
どんよりした雰囲気で食材を冷蔵庫にしまった。
時刻は十時になろうとしている。
まだまだ時間はある。確か今日はアキは悪魔の駆除要請が来てて、姫野ちゃんと出かけてる。デンジはパワーと見回りで、その後は、、、
待って今日マキマちゃんとデンジのえちえちシーンでは?!
は?!え、てかさ!!ずるい!!マキマちゃん絶対いいにおいするじゃん、そして絶対柔らかい。
そうやってぶつぶつ考えていると、時刻は十二時。
結構考えこんでいたらしい。別にちょっとくらいはやく行ったっていいよね。
そんな考えから、家を出る準備をする。
あれ、ちょっと待って。持ち物何?!携帯のメッセージ画面を開いてみるも、持ち物は書いていなかった。
まあ、別に何か持って来いって言われたら次回から持ってくるようにすればいいし、
いいか!私は勢いとノリで家を出て東京本部に向かった。
小泉ちゃんに言われた部屋に向かうと、中はオフィスのような場所だった。
「あれ、Aさん。来るの早くないですか?」
「あはは、、暇を持て余していたもんで」
入って少しするとすぐに小泉ちゃんはこちらに気づいた様子で声をかけられた。小泉ちゃんに言われて思わず苦笑してしまった。
私の方は顔すら見たことなかったから、話しかけてくれてとても助かった。
「そうなんですね!!移動しましょうか。」
「ここでやるんじゃないんですか?」
そう私が訊くと肯定するようににこっと笑った。
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? - 救済…!天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…!?ありがとーございます…! (2023年2月2日 19時) (レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ!そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます!! (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので!! (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうひ | 作成日時:2022年11月22日 23時