* ページ13
戸締りをして、マキマちゃんと向かった場所は廃ビル。
「ここにいるの?」
「うん。どうやら心霊スポットとして使われているらしく、肝試しに来た人たちを食べているらしい。」
「おーこわ。」
そういって廃ビルの中に入った
マキマちゃんは、じゃあ私は1〜3階を見るからAちゃんは4〜6階をよろしくと言って、二手に別れた。
狼の悪魔を呼び出すほどでもない悪魔達をナイフでさくっとやっていく。
意外と動けてびっくりしてます。運動神経がいいとかの問題じゃないわ。
3匹目。上に行けば行くほど異様な匂いが強くなっていく。鼻の利くマキマちゃんだったら死んじゃうくらいには6階についたときには匂いが強烈だった。
むしゃむしゃと食べる音が聞いてきて、あーこれはお食事中かと思いながらも扉を開けると、そこにはぐちゃぐちゃの死体が複数転がっていた。
匂いと様子で吐きそう。
「誰だオマエ。」
後ろを向いて人間を食べてたくせに私が入ってきた途端こちらを向いて話しかけてきた。
「さっさ、そいつ食ってからでいいから。こっちにきて首をひょいっとやらせてくんない?ほら今のうちに来たら楽にするからさ。」
そういうと、歯の魔人は私の方に大人しくやってきたかと思えば、私のことを押し倒した。
こんなやつ体育でやった柔道で投げれるが今日は試したいことがるんだ。
「オマエも食ってやる!!」
「力を貸して、ウルフ。」
すると、魔人の後ろに狼の後ろ姿が見えて、私の上にいた魔人が苦しんだ瞬間に魔人が着ていた服をつかんで投げた。
そこからはナイフを手に取り、ひゅっと首を切断した。
「ありがとう。またよろしくね。」
というと狼の悪魔は消えた。私は下に降りると途中でマキマちゃんに会って、悪魔のことを報告した。
「でもすごいね、よく歯の魔人だってわかったね。」
「あー、なんでだろうね。私もよくわかんないんだ。」
マキマちゃんはそっかと言って一緒にビルの外に出た。
「すごい汚れてるね。私のコート貸すよ。本部についたらデンジ君たちが来るまで時間があるから着替えようか。」
車で本部に向かってる最中マキマちゃんにそう言われ確かにと思い自分の服を見た。
多分返り血だろうなあ。なんてのんきなことを考えながらマキマちゃんからコートを受け取り羽織るとすごくいい匂いがした。
141人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
? - 救済…!天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…!?ありがとーございます…! (2023年2月2日 19時) (レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ!そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます!! (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので!! (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうひ | 作成日時:2022年11月22日 23時