お人好し彼女は愛されます

僕じゃダメ？ ページ21

※年齢 14歳 同い年
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三郎side


僕には好きな人がいます

いつも明るく笑顔な所は良いけど･･･

一つ難点が･･･それはお人好しである事

いつも大変な思いしててまぁ､その度に助けるんだけどね


『ありがとう､三郎』

「別に…暇だったから」


笑顔で【ありがとう】というその顔が大好きだからこうして手伝う

誰にも見せたくない､僕だけに･･･見せて



Aと一つ上の先輩が居た

また､何かを引き受けてるのか？

断ればいいものを

2人でどこかに行く

気になってついて行こうとしたが先生に呼び止められた

仕方ない､後で聞こう


教室に戻った時Aが泣いていた


「A!!どうしたんだ？」

『ｯ…三郎』

「誰かに泣かされたのか！？」

『ち…違うよ。大丈夫』

「大丈夫なわけないだろ!!」


誰だAを泣かせたのは･･･許せない


「もしかして､さっきのあの先輩に」

『違うから…本当に…大したこと…じゃ…ない』

「じゃ､何で泣いてるんだよ」

『…フラれちゃったの』

「･･･」


Aはあの先輩が好きだったがフラれてしまって泣いていたと


「A…」


複雑な気持ちだ

Aを慰めたいと思う気持ちと

良かったなんて思う気持ちがある

僕はなんて最低なんだ


『ｸﾞｽｯ…ごめんね…』

「…A」


一兄の様に逞しくない

二郎の様に強くないが

Aを幸せにするし大切にする自信は誰にも負けない

誰よりもAが好きだから


「僕じゃダメ？」




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どうも､猫腹です

いかがでしようか？

三兄弟でのリクエストを頂き書きてみました

一応番外編という形で良いでしょうか？

まだ落ちが決まってませんので。すいません

またのリクエストお待ちしております！

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