絶対に守ってみせるから 前編 ページ19
※年齢17歳 同い年 設定
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二郎side
女なんか興味無かった
まだ､男友達と遊ぶってのが良いと思っていたからだ
『大丈夫？君』
絡んできた奴等を返り討ちにし終わった時
俺よりも小さくて小柄な女の子が居た
『血…出てるよ』
「大丈夫だから､あっち行け」
『ダメだよ､ちゃんと手当しないと』
傷付いた手や腕に持ち合わせていた絆創膏や消毒液で手当てしてくれた
こんなにも近くて･･･ドキドキする
『はい､これで大丈夫だよ。あまり喧嘩はしちゃダメだよ』
「･･･」
『聞いてるの？』
「可愛い…」
『え？』
「あ…ち､違う！」
やべぇ…つい本音が出てしまった
あまりにも可愛くて
どちらも赤面状態
『わ､私はこれで』
名前聞くの忘れちまった
聞けば良なったな､また会いたい
「おーい､二郎」
「･･･」
「じろちゃーん？」
「･･･」
「無視かよ〜」
「うるせぇな…なんだよ」
「どっか遊びに行こうぜ」
「あー･･･」
「乗り気じゃなさそうだな。
どうしたんだよ〜いつもなら乗り気なのに」
「･･･」
『あの…すいません避けて貰えませんか』
「あ､ごめん」
「！？」
俺の隣の席が･･･
「お前」
『君は昨日の』
「名前！教えてくれ」
『A…ですけど』
「俺は山田二郎」
「おー？なんだなんだ？じろちゃん。随分と積極的だな」
「ｯ…う､うるせー」
ここで会えるなんて思っでいなかったから
ついテンパってこんな感じになってしまった
「それは恋だな」
「てめぇ！いきなり出てくんな」
「二郎はあのAちゃんって子が好きなんだろ？」
恋か･･･色んな女子に話しかけられるけどここまでドキドキするってことは無かった
「あれ？Aちゃんだ」
「はぁ！？どこだ？」
「ほら､あそこ」
Aと知らねぇ男の姿
「もしかして､告白か？」
「……」
「……残念だったな､二郎」
「今度飲みに行くか」
「行かねぇよ。まだ振られたわけじゃねぇし」
信じたくないから誤魔化す
もしそうだったらって思うと胸が苦しい
放課後になった
あの光景を見てから午後の授業は出なかった
Aと会いたくないってのもある
あいつの顔みたら泣きそうになるかもしれない
「A…」
『二郎君…』
「何してんだよ」
『…ちょっとね』
Aから涙が溢れていた
「誰かに泣かされたのか？」
続く
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猫腹(プロフ) - なみさん» いえいえ､こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました(*^^*) (2019年11月22日 18時) (
レス) id: 53f13bdd07 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - リクエスト答えて頂きありがとうございました！3人ともとても良かったです！(*^_^*)またコメントさせて頂きたいと思います！更新頑張ってください！ (2019年11月22日 18時) (レス) id: 8988771c4b (このIDを非表示/違反報告)
ぺにゃこ(プロフ) - 風邪だったんですね。お大事にして下さい。無理しないで下さいね！！ (2019年11月22日 18時) (レス) id: 6d7079b437 (このIDを非表示/違反報告)
猫腹(プロフ) - 千さん» はい､頑張って治しますので。ありがとうございます！ (2019年11月22日 16時) (レス) id: 53f13bdd07 (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 体調悪い中更新ありがとうございます。ゆっくりで大丈夫ですのでしっかり治して下さいね。無理しないで楽しみに待ってますのでお大事になさって下さいね (2019年11月22日 10時) (レス) id: f66918ad6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫腹 | 作成日時：2019年11月12日 6時
