お人好し彼女は愛されます

お人好し彼女とオオサカ・ナゴヤ/取り合い１ ページ2

Aside


最近寒くなって来て暖かいモノを食べたいと思っている

なので鍋の具材を買いに行こう


『どんな鍋にしようかな･･･』


すき焼き？塩鍋？キムチ鍋？

どれも美味しそうだからね



「今日はすき焼きにするか」

『そうですね』

空劫「じゃこれな」

『･･･え？空劫！？』

空劫「よっ！A」

『何でイケブクロに？』

空劫「たまたまだ」

『たまたまって』


「汝よ。これなんてどうだい？」

『えっと確か十四君･･･だっけ？』

十四「我が名は四十物十四。汝とは過去に出会った」

『ですよね､どうして十四君も？』

十四「我もたまたまだ」

『たまたま･･･』

「ここに居たのか！！」


今度は誰！？


「悪ぃな。コイツらが迷かけたな」

『いえ､迷惑だなんて』


空劫「獄〜！」


獄？彼の名前かな


獄「呼び捨てにすんな。帰るぞ」

空劫「やだ！拙僧はAと居る」

獄「何言ってんだ」

十四「我も汝と共に(訳：僕もAちゃんと居たい)」

獄「十四まで」

空劫「それにAの家で鍋のパーティーするんだ」

『え？』

獄「は？」

空劫「なー！A」


いやいや､鍋パーティーするなんて言ってないよ


獄「困惑してんじゃねぇかよ」

空劫「するんじゃねぇの？」

十四「ダメなの･･･Aちゃん(涙目)」


『ｯ…い､いいですよ』


そんな涙目で言われたらね


私の家で鍋パーティーをすることになった



簓「おかえり！Aちゃん」

『え･･･何で簓さん達が』


鍵かけたはず･･･なのに


簓「合鍵使った」

『(ﾎﾟｶｰﾝ)』

蘆「コイツ､ほんまやばいねんな」

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