お人好しな彼女は好かれます

お人好し彼女と軍人さん ページ5

Aside

静かな海の景色

心が落ち着く･･･が後ろで2人が喧嘩していて

ちょっとうるさいと思っている


『あの､2人とも静かに･･･』


銃「お前はいつも俺に迷惑掛けやがって､そんなんでアイツを幸せには出来ないだろ」

左「あぁ"？俺様の方がアイツを幸せにしてやる」


どうやら私の声は届かないよう

2人の喧嘩を私が止められるって訳じゃない

かと言ってこのまま見ているのも


「貴殿等は何故喧嘩をしているのだ？」

『理鶯さん！』

理「A」


何か理鶯さんから犬の耳と尻尾が見える

飼い主を見つけて喜んでいる犬のように嬉しそう


『私自身もよく分からないのですが喧嘩し始めてて』

理「そうか。きっと貴殿等は腹が減っているんだ」


お腹は空いていないと思うけど理鶯さんからしたら 喧嘩する＝お腹が空いてる って解釈するから


理「腹が減っているのなら小官が」

銃「空いてませんよ！」

左「おう､さっき飯食ったからな」


さっきまで喧嘩していたのが嘘のよう


理「だが､Aの前で喧嘩するのは良くないぞ。もしなにかの反動で怪我をしたら大変だ」

『？』

理「Aはヨコハマに用事があったのか」

『はい､海を見に来たんですけど』


元は海を見に来たけどこんな事になってしまってゆっくり見られない


理「ならば､小官と一緒に見よう」

『ありがとうございます！その方がいいです』


理鶯さんとなら良いかな


左「おいコラ待てや､俺様を置いていくな」

銃「ちょっと待ってください」



海を見ながら理鶯さんの軍事代の事を色々と話してくれた

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