中王区の可愛いお姫様は狙われる

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三郎side

ずっと思っていたことがある

Aさんって…小動物みたいに可愛い

たまにビクッってなったりして周りをキョロキョロしたりとか

後…ほっぺたをリスみたいに膨らませたり

思い出すだけで笑いが零れる

本当、可愛い人だ

その隣ではいつも連写する一兄と赤くなる低脳

Aさんは？を浮かべている

彼女が来てから随分と賑やかになった気がする


「おかえりなさい！三郎さん」

三「ただいまです。Aさん」

「夜ご飯今作っておりますので」


一「可愛いな…Aは」

「そ、そんなことないですよ！一郎さんったら」

ー「そこはダーリンかあなたって」

「だ、ダーリン？」

ー「結婚しよう！」

「嫌です…」

ー「(ｶﾞｰﾝ…)」

「ご、ごめんなさい。別に嫌いというわけじゃなくて…一郎さんには勿体ないって意味ですよ」

ー「そんなことはねぇけどな…あ、もしくは二郎か三郎がAと結婚してくれれば一緒に居られる！俺、人妻でもイケるぞ！」

三「アウトですよ、一兄」

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