96話 ページ49
結局、下校の呼び鈴が鳴るまでカオスな状況は続いた
あの人達声大きいから...もう耳がっ、
『ラッダァ先生ぇ〜』
重い足取りで待っているラッダァ先生の所へと歩く
今日も沢山話そう。
そして安心するんだ。
私に、守ってくれる人...笑わせてくれる人かいるんだって
桜の木の下に着いた。
私達はいつもここで話をしているのだ。
rd「...」
そこにはもうとっくにラッダァ先生はいて、ボーッと桜を見上げながらベンチに座っている。
『...』
何故か私はラッダァ先生に話しかけるのを躊躇した。
なんだろ、あの不思議な表情
...初めて見た
その表情は切なげに桜を背景に一つの絵になった
"「A、お母さん頑張るから。絶対に諦めないでね。」"
『ｯラッダァ先生！！！』
気付いたら大きな声を出してラッダァ先生を呼んでいた
rd「あ、A来た」
私の存在に気付いたラッダァ先生は、いつものように口をにへらと笑わせ、手を振った
『先生...』
なぜ慌てて呼んだのか分からない
ただ
母のように、
お母さんのように、私から離れていく気がした。
rd「おー、どうした。そんな死んだ人が生き返ったような顔して」
『や、ちょっと...怖くなって』
でも大丈夫です。とラッダァ先生に笑いかける
大丈夫、ラッダァ先生は離れていかない
私を、守って、笑わせて、大切に、幸せにしてくれるんだ。
rd「なんだそれ。ま、いいけどさ。それにしても、やっぱりこれ綺麗だな」
そう言ってラッダァ先生の目には桜が映る
『はい、そうですね...。』
本当に綺麗だ＿＿＿＿＿
rd「今度、ここで一緒に飯食うか！」
＿＿＿＿＿桜と共に笑う、ラッダァ先生は
『はい！』
いつか枯れてしまうけど、来年もまた咲く。
来年もここで、ラッダァ先生と一緒に桜を見れたらなって心から思った。
先生も、そう思ってくれてるといいな。
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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