【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】2

51話 ページ4

〜ラッダァside〜


rd「おうおう張り合わねぇなぁ我々師団さんよぉ」


落ちていく我々師団二人を目に、嘲笑う


あんだけ大口叩いてた癖にあれだ


まぁあの2人は元から眼中になかったけど


ゾム…も来てないか？


どっかで落ちたかな


ウワサじゃ１年にしては相当な手練って聞いてたけど、まぁでもランク"1(アレフ)"だしな


俺の見込み違いだったか…？



そんなことを考えながら足を進めていると、左足におかしな感覚が走った


そこに目を向ければ縄のように俺の足に巻き付く尻尾があった


いきなりの事に俺は対応できず、


zm「ラッダァせんせ〜遊ぼうぜ〜〜？」


この尻尾の持ち主であろうゾムに、奈落へと振り落とされた



ゾクッ



あぁ、なんだ


rd「こいつ〜〜！！」


楽しいじゃないか



下へと落ちていく中、俺は一人ニタリと笑った


あぁ、そういえばAは…


ゾムのことで頭がいっぱいだったせいか、Aのことをすっかり忘れていた


まぁ、実際どれほどの才能を持っているのか目にした訳じゃない


しかも女の子だ。


スタート地点でうずくまってるかな


強制入団は少し酷すぎたかもしれない


……まぁ、そこまで面白くなければアイツも別にこの師団にはいらないが


俺から逃げられるほど足が早いから勧誘しただけだしな。


Aには悪いことを………あれ？


ゾムとは違う、もう1人の影が素早く足場を移動している


シャオロン？いや、違う…あれは




rd「A〜〜〜！！」



Aだ。


なんだ二人とも面白いじゃないか



これだから、このゲームは楽しいんだ。



……俺も見せてやろうじゃねぇか



なぁ？お二人さんよぉ

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