75話 ページ28
ﾛﾋﾞ「よーしいいぞ！その調子！！」
『やあ"あ！！！ロビン先生離し"てぇえええ"！！！』
どうして私まで
あの後、ロビン先生は外に出ようとしたので私はラッダァ先生の元に帰ろうと距離をとった
が、なんとロビン先生は「Aちゃんもだよ！」と、私の腕を掴んで外に引きずり出したのだ
そして逃げようとする私の手をしっかり掴んで離さない
トントン君達はそんな私を気にすること無くトン君の体を洗い、うちわで扇いだ
うわ、さっき反省文手伝わなかった腹いせだ！！
『お願いします離してくださいじゃないと私ここで自害します。本当にします。いじめの加害者として理事長に呼び出されたくないのだったら今すぐ離してください。』
スンッとロビン先生を見る
ﾛﾋﾞ「君の使い魔を呼び出してくれるのならいいよ！」
『どこまで使い魔好きなんですか私が死ぬと言っているのに条件をつける精神が分かりません』
この人苦手だぁ...
仕方ないか、
『分かりました、先生呼ぶので離してください！』
ﾛﾋﾞ「ホントに！？はい、離したよ！」
あ、なんの疑いもなく離した
...なんでこういうとこ馬鹿なんだろ。逃げるかもしれないのに
でも、それしたら流石に最低だし...逃げないであげよう
「次はAちゃんの番だね！」
トン君の使い魔交流が終わり、ロビン先生の視線は私に注がれた
『...どうやって呼び出すんですか？』
そういえば、使い魔として呼び出したのは最初の召喚授業だけだ
ﾛﾋﾞ「指を噛んで噛み切る、そして手を前に出すんだ！そしたら呼び出せるよ！」
『指を噛んで...』
目を強く瞑って指を噛み切るそして手をバッと前に出した
すると辺りは一気に青い光に包まれて、下から風邪がふわりと吹いた
『...！！』
先生の影が...！！
sho「なんも出てこんやんけ」
『あれぇ...？』
可笑しいなぁ
ﾛﾋﾞ「ちょっと手見せてくれるかな？」
『あ、はい』
私は噛んだ手を先生に見せる
ﾛﾋﾞ「あー、血が足りないのかも。次はもうちょっと噛むのに力がい、れ...？」
『？』
ロビン先生の動きがピタリと止まる
どうしたんだろ...
ﾛﾋﾞ「あ、あは。僕、どうかしちゃったのかなぁ？？」
『ロビン先生？』
ロビン先生は私の手と顔を交互に見て辛そうにへらっと笑った
ﾛﾋﾞ「Aちゃんが美味しそうに見える」
『へ』
血のことをすっかり忘れていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1754人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
