72話 ページ25
〜No side〜
ut「A……ちゃん、その格好ッ、と、キャラはなんで…ござる、か?」
大きく受けたダメージを押さえつつ、ウツは恐る恐るAに聞いた
『え?んー……女の子の最先端の、オシャレ?』
コテンッと首をかしげ、眉を下げながらそう言うA
ut「アカ"ッ!!」
zm「なんで自分からダメージ受けに行ったんや大先生!!」
その仕草の可愛いこと可愛いこと……
ウツは自身の鼻から出る赤い血を手で押さえた
zm「な、なんなんや皆っ…!最先端最先端って…!!」
可愛らしさと共に、ゾムは変わり果てた3人に恐怖を抱いた
「Aちゃん悪ドルなれるんじゃないの!?」
「なっちゃえよー!!」
『へ?えっと、悪ドルって……なぁに?』
「グハァッ!!!」
先程同様、首を可愛らしくかしげるA
恐らく、このクラスでの1番の人気者間違いなしだ
zm「うあぁ〜………助けてェ」
頭を抱えるどころか、頭痛までしてきたゾム
sho「クッソ…!なんやあの可愛え姿っ!!俺やって((「お前らええ加減にせえよ」え」
そんなゾムに救世主が現れた
zm「あっ…トントン…!!」
tn「ファッションてのは自分の個性を出すもんやろが
お前らそんな他人からの借り物で満足するような男ちゃうやろ
その格好は本当に"自分らしい"姿なんか?鏡見てみ?」
キッパリと説教を受け、3人は静かに自身の姿を鏡に写した
ut「まあ…言われてみれば確かに…」
sho「前衛的過ぎて凡人には理解不能だったかもな」
『………死のう』
zm「なんか目覚めてへんやつと死のうとしとるやつおるんやけど!!?」
Aは自分のあまりにもキツい姿に顔を赤くさせ、窓から身を乗り出そうとした
しかし待て待てとゾムに止められた為教室の端で体操座りをして身を潜めた
なんやかんやあって
トントンの言葉より元の姿に戻った3人であった
だがしかし
このとき彼が履いていたかわいい豚のスリッパ…
"クララが履いているコナーとマーフに酷似…!!"
ちゃっかり自分も他人に影響されまくっているのであった
このさりげなさがワンランク上の豚を演出する__…
rd「な、なにあのA……可愛すぎるだろ」
扉が開いていた教室を通り掛かったとある教師は、自分の主人の可愛らしい姿に…静かに頬を赤らめていたとか___
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です!これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い!! 復活、おめでとうございます!! (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました!初見です(*`・ω・*)ゞ らだ先生とロロロさんがバチバチしていた所が凄い好きです!それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます! (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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