62話 ページ15
『いや、なんでそんな近いんですか。この前見たでしょ私気絶したの。』
rd「えー？いやぁだって、ねぇ？」
………あれから数日経ったが、何故か今日だけ異常にラッダァ先生との距離が近い
私の顔を見れば回りを気にし…また私の顔を見てを繰り返す
『………誰かに追われてるんなら私を巻き込まないで下さいよ』
rd「俺が追われてるんじゃなくて、この後お前が狙われるの」
『………はい？』
この人、今誰が狙われるって言った？
sho「A〜ッ！！！」
もう一度聞き直そうと口を開くと、シャオロン君が走りながら私の名前を呼んだ
なんだか少しワクワクしているように見える
sho「なぁ！今日は1年生争奪戦(ルーキーハント)やで！だから一緒にチラシ貰いに行こうぜ！」
『る、るーきーはんと？』
sho「上級生の悪魔が才能ある１年を自分の師団に勧誘する行事。それが１年生争奪戦。そんなん俺ら勧誘されまくりに決まっとるやろ！！」
なるほど、それでアスレ師団に私が欲しいラッダァ先生は……
rd「残念でした〜！Aはもうアスレチック師団に」
『入ってません。
けど、私師団には入らないつもりだからさ…誘ってくれたのは嬉しいけど一緒に行けないや』
私が言葉を遮れば、ラッダァ先生はちぇっと唇を歪ませた
sho「えー、入らなくても見学くらいはええやん」
『えぇ…。うーん』
rd「Aー…俺お前守る為に一日中一緒にいたんだけど。まさかその努力を全部水の泡にするなんてことないよね？ね？」
いや、勝手にくっついてたんでしょ…
『……はぁ。はいはい分かりましたよ。守られてあげますよ。
そういうことだから、本当にごめんねシャオロン君』
そう言えばラッダァ先生は子供のようにパァと顔を明るくさせた
sho「ホンマにこの先生大人か？」
rd「おー？やんのか？」
ホント、子供みたい
「ウワァアアアアアアア！！！」
その時、色んな人の声が重なった大きな叫び声が学校中に響いた
もしかしてこれって…
sh「お！始まったみたいやな！残念やけどまた後でなA」
どうやら例の行事が始まった合図のようだ
シャオロン君は走って声の方向へと走って行った
rd「やべ、とりあえず誰も来なさそうな場所に隠れなきゃ」
『しっかりと守ってくださいよ。触られたくないので』
rd「人任せだなおい」
『ラッダァ先生だって、勝手に守ろうとしてたじゃないですか。』
rd「ふっ、確かにそうだね」
ラッダァ先生は、笑っては着いてこいと手を招いた
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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