【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ26)

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24話ページ26

『明日なんの教科があったっけ～。んーと』

sf「ふふ、Aちゃんだいぶ表情豊かになったわね～。お姉さん嬉しいわ」

『……そうですね。私も何げに楽しんでいるのは自覚しているので。えっと、

ありがとう、ございます……』

これも学校に行かせてくれたサフィアさんのおかげだ。

お礼、言わないとダメだよね…？

sf「ｯ～～！！！なんていい子なのかしら！！可愛いわね大好きよAちゃん！」

『だ、抱き付こうとしないでください！！感謝したからと言って抱きついて良い訳ないでしょｯ！！』

sf「その潔癖症と反抗期はズレないのね……悲しい」

しょぼんと私から離れるサフィアさん

『………治ったら、いくらでもギューしてあげますよ。だからそれまで我慢してください』

sf「え？？今なんて？今なんて言った！？」

『あぁああ！！何も言ってませんだから抱きつかないでっ！！！』

さっき言ったことをもう忘れたのか

…

..

.

sf「そういえば。呼び出した使い魔先生とは仲良くやってるの？」

『んふふ。私の友達第一号です』

朝食を食べながらそう言う

ここの食べ物はあまりにも人間の食べ物とは見た目が違い過ぎるので、サフィアさんの使用人が人間が食べる風に作ってくれてるらしい

お弁当も作ってくれている

sf「先生が友達、ねぇ…。良かったじゃない！お姉さん安心したわ、貴方がちゃんと楽しめて、笑えてて」

『……潔癖症が治れば、もっと笑えるんですかね』

sf「そうねぇ…。えぇ、きっとそうね。触れる機会が多いほど、その人とは仲良くなれると思うわ。それに…

彼氏とか、ね？」

『ハ！？いきなり何言い出すんですかｯ！！に、にに、人間の私に悪魔の彼氏？？できる訳ないでしょ！？冗談が過ぎます！！』

sf「冗談のつもりで言ったんじゃないわよ？できても可笑しくないのだから」

『………本当、頭の中お花畑』

私は箸を置き、椅子から立ち上がる

そろそろ学校行かなきゃ

「おーい、Aー！！迎えに来てやったでー！！」

『！？…しゃ、シャオロン君！？』

窓を覗き込むとシャオロン君、ウツ君、トントン君、ゾム君がいた

zm「はよ来ないと家爆発すんで～」

『そ、それは困るｯ！！

行ってきま～す！！』

焦りながらも、準備していた鞄を持って玄関を飛び出る

tn「お前ら急かすなや。おはよーさん」

『おはよー！』

sf「ふふ、行ってらっしゃい」