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9話 ページ11

ま、待ってこれ指噛んで切るの…?


痛そう...でも


よし、やるぞ神崎川A


ピッと指を噛みきり、血を紙に塗りたくる


それを炎にかざした


どうか可愛い悪魔を…!!


[この召喚紙にはカルエゴを代理して、悪魔のラッダァ印が入っており]



[Aは人間である]



[つまり]




___ッ!!!




強い空気の威圧が私を囲った


そして強い光がこの場にいる全員を照らす




そして出てきたのは




『………へ?』


「え?」



___この間追いかけられた先生の上半身だった


『ハァアアアアア!?』


「え?何?なんで俺ここにいんの?」




[つまり、悪魔のラッダァは。人間Aによって使い魔として召喚されてしまったのだ]


回りの人達はワァと唖然としている


『ちょ!ストーーップ!!帰って!!帰ってください!!』


「ちょ、押さないで!?」


もうこうなれば潔癖症なんざ言ってられない



この人が使い魔になるのだけは嫌だ



『ホントに帰ってください!!』


「だから押さないで!?」


先生の頭をグイグイと押すが、先生はなんだなんだと抵抗する


「とりあえず、ゆっくり話そ?」


よいしょと言いながら魔法陣から出てくる先生



『ン?』


「え?」


待って、この魔法陣から出たら使い魔として召喚されたことに…


何してるんですか。そう声が出る前に爆発したかのように虹色の煙が辺りを覆った


…っ、前が見えない



『けほっ、…けほ。せ、せんせ…?』


煙が晴れ、先生がどうなったか確認しようと視線を向けた



そこにいたのは



「あれ?」


『は』


青いチビッとした化け物だった


先生は理解ができていないのか、自分の体を確認する



「ハァ"!?」


そして理解したのか、焦りの表情を私に向けた


sho「A、おまっ…」


『シャオロン君…!!先生をどうにか』


sho「お前も今日からライバルや!!目立ちやがってぇ!!」


『は?』


「すげー!二人目だ!」


「マジで召喚しやがったぞ!!」


『待って!!これは何かの間違いだよ!!』


「へぇ…なるほど」


『!』


先生は完璧に理解したのか私を見上げた


「これ、見た感じ使い魔の召喚儀式だね…それで俺が召喚されたから皆騒いでるのか」


『そ、そうです…先生、これを無かったことに…』


「面白いじゃん!」


『はい?』


自分の耳を疑いたくなった



この人、今の状況に面白いって言った…?

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近所のk - はつねさん» それな。..公式..歩く暴力犯罪....うっ頭がっ(3年前のコメに失礼) (1月18日 11時) (レス) @page15 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ウイ(プロフ) - パラミ先生になってますよ! (2022年2月18日 17時) (レス) @page46 id: 00820fe97a (このIDを非表示/違反報告)
うり太郎(プロフ) - パラミ先生じゃなくてバラム先生ですよー (2021年9月23日 21時) (レス) @page46 id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - 校長じゃなくて理事長…かな? (2021年9月1日 0時) (レス) id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - はつねさん» んんん…それなです。 (2021年4月14日 5時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月崎まお | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2021年1月9日 19時

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