・ ページ25
f side
y｢じゃ、予約は入れてあるから。
よろしくね。
ちゃんと連れてってよ？｣
f｢はいはい、わかってますよ〜｣
本日、たまたまオフだったのが俺だったから、
ミツを歯医者さんへと連れて行くのも、俺の役目となった。
f｢行ってらっしゃい｣
渉が仕事へ向かうのを見送った。
さてと、
宏光さんは寝てるかな〜
2階に上がり、宏光の部屋を覗くと、
まだ布団の中に入っていた。
f｢ミツ、おはよう。
ほら、お着替えして、そろそろ出るよ。｣
ki｢…わたぁ、？…｣
昨日の夜もずっと痛みが治まらなくて、全然眠れなかったようだ。渉はそんな宏光を夜通し付き添ってあげてたそう。
f｢太輔です〜、
その痛いの早く治しちゃおう？｣
すると、
宏光は布団の中に隠れてしまった。
f｢みーつ、ほら出てきて。
今日は、約束の日でしょ？｣
バサッと布団を剥いで、ミツを強引に起き上がらせた。
ki｢…んー、｣
f｢着替えててよ？｣
俺も、出る用意しないと。
保険証とか持ってくやつと、、車もエンジンかけて、
戻ってくると、ミツはぐでんと横になってた。
着替え終わってすらいないし。
f｢ちょっとっ、なんで着替えてないの？｣
ki｢……いけない、…｣
f｢…え？なんで？｣
ki｢……っ、おなか、いたいっ、…｣
f｢もうそんなこと言って、
上着着るだけでいーから。ほら行くよっ、｣
ki｢……っ、やっ、ほんとっなのっ、｣
そんなミツの小さな声も聞こえぬフリして、
強引に上着を着せて、抱き上げた。
よし、もうこのまま、
外へ出ちゃえ。
そうして
階段を降り始めた時、
ki｢……ｵｴｯ､ｹﾎｯｹﾞﾎｯ､｣
f｢えっ…｣
宏光は吐いてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuzu_(プロフ) - ニカちゃんのお話ありがとうございます！楽しみにしてたので嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2022年2月10日 22時) (
レス) @page50 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - なっつさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年11月4日 23時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 北ニカの喧嘩みたいに最後は受け止めてあげるというかなんというか??だいぶ難しいラインだとは思うのですがぜひよろしくお願いします (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 風邪ひいちゃった時とかはだいぶ治ってきた時に、辛かっただろうけどちゃんと怒ってやらなきゃみたいな感じで心を鬼にしてというかなんというかみたいな感じです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - リクエストです!今アップ途中の話みたいに伝達し損ねたりとか抱え込んだりとかでガヤさんが北山さん横尾さんに怒られて、終わったあと2人に甘えるみたいな要素を、どの話でもいいので盛り込んでほしいです!他のメンバーのバージョンでも見たいです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：animal_12 | 作成日時：2021年9月20日 18時
