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f side



担当の子の対応が無事済んだ。


ちょっと時間かかっちゃったな、


健永まだ寝てるといいけどなぁ…




なんて思いながら、
病室の扉を開けると、


抜け殻と化した布団のお山だけ残されていた。



…え、嘘でしょ、


まさか、居なくなるなんて。





やばいやばい、

すぐに廊下を飛び出し、辺りを見回すが見当たらない。


どこまで行っちゃったんだ?




とにかく、休憩室へ駆け込み、ミツに伝える。


f「ごめん、…目離した隙にっ、こんなことに、」
ki「気にするな、…そんなに遠くには行ってないはず、大丈夫だ、
手分けして探すぞ、」

f「うん!」


2「…んー、?…健永が、どーしたって?」
俺らがわたわたとしてると、高嗣も目を覚ましたようだ。


ki「いなくなったんだよ、探すぞ、」

2「…へっ、?」



まだ寝ぼけている高嗣を気にせず、
俺らは探し始めた。












も〜どこいっちゃったのよ


その時、
なかまっちから渉の声が聞こえた。



はぁ…良かった、
健永、見つかって。






ほっと胸をなでおろしていると、


予想もしてない質問が来て、間抜けな返事をしてしまった。




宏光も高嗣もすぐに俺のとこに来た。


f「…熱って…どうして、」


ki「実は、あいつ、昼ぐらいから体調悪かったんだよね、
多分…風邪、
だから、…通常なら平熱に戻るはずが、急激に熱上がったのかもな…」


f「…そ、そーいうことなら言ってよぉ」


ki「ごめん、まさかこーなるとは思ってなくて、」


f「俺も目を離す時に伝えなかったの…悪かった…」

ki「とにかく、渉がこのこと知ったらまずいから」
f「ん、だね、」


2「…え、てか体調悪いの知ってて、現場に連れてったの?

そもそも行かせてなければ、健永が海に飛び込むこともなかったよね?」

ki「おま、それは訳があんだよ」


2「訳って?」




『…ん"ん"ッッ…ちょっとどういう事かな?』



なかまっちから渉の声が聞こえてきて、
背筋が凍った。












2「…あ、
ごめん、スイッチ入れっぱだった、

でも、情報共有は大事だもんね?」


高嗣がなかまっちを見せつけて、ニヤッと笑った。

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yuzu_(プロフ) - ニカちゃんのお話ありがとうございます!楽しみにしてたので嬉しいです!これからも更新頑張ってください! (2022年2月10日 22時) (レス) @page50 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - なっつさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年11月4日 23時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 北ニカの喧嘩みたいに最後は受け止めてあげるというかなんというか??だいぶ難しいラインだとは思うのですがぜひよろしくお願いします (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 風邪ひいちゃった時とかはだいぶ治ってきた時に、辛かっただろうけどちゃんと怒ってやらなきゃみたいな感じで心を鬼にしてというかなんというかみたいな感じです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - リクエストです!今アップ途中の話みたいに伝達し損ねたりとか抱え込んだりとかでガヤさんが北山さん横尾さんに怒られて、終わったあと2人に甘えるみたいな要素を、どの話でもいいので盛り込んでほしいです!他のメンバーのバージョンでも見たいです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年9月20日 18時

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