社会人編2『星空に咲く。』�� ページ47
社会人編2『星空に咲く。』
−翌日午後−
大介side
大「うっそ....」
地平線まで続く、ひまわり畑。
大「.....もう寒いくらいなのに、ひまわりたくさん！
...なんか天国みたい、...」
蓮「天国かあ....、大介となら、天国でもいいな、」
大「...すごぃ、」
蓮「天国2人じめだね？」
蓮と、2人きり。
夢みたいな世界が広がっていた。
たたたた
(ひまわり畑に走っていく大介)
たたたた
(追いかける蓮)
大「ねー！このひまわり、俺より高いよ？」
蓮「あはは、」
大「でっかーい！」
蓮「花びら、大介の顔よりもでかいな、笑」
大「ひまわりって、こんなデカいっけ？」
蓮「たぶん大介が、...」
大「ふん！ちっちゃいとき、お前を抱っこして、ひまわり触らせてあげたのは誰ー！？」
蓮「抱っこしてあげようか？」
大「そんな小さくないわ！」
蓮「昔、赤ちゃん扱いされてた仕返し。」
(持ち上げる蓮)
大「ぎゃあ！おろして！っははは！」
ストン
蓮「大介、気に入った？」
大「うん！」
蓮「ひまわり、持って帰りたい？」
大「...持って帰りたいけど...畑ごとは無理だね、さすがに。」
蓮「そう言うと思って、用意したプレゼントが、こちらです。」
！！
トラックの荷台？の上に、
溢れるくらいの、
ひまわりたち。
大「可愛いー！！何本あるの？！」
蓮「999本。」
大「すごーい！....数は半端だけど、可愛いね？♡」
蓮「ふふ、」
がしっ
可愛くて、つかめるだけ掴んでみた。
大「これだけなら持てた！」
蓮「可愛い、可愛い、顔見えないけど、」
大「ふふ笑」
蓮「...ね、大介、」
大「んー？」
蓮「今から...2人だけの、結婚式ね。」
？？
蓮「来て？」
蓮に手を引かれて、
ひまわりがあふれる荷台に、並んで座った。
蓮「誰にも言えないから、内緒の結婚式。」
大「...っ、」
蓮「.....これから、困難は2人で乗り越え、
幸せや喜びは2人でわかちあい、」
誓いの言葉だ...
蓮「死が2人を分かつとも、
永遠に愛することを誓います。
大介が毎日笑っていられるように、
ずっと大介のそばにいて、
支えるよ。
今までも、これからも、
大介は俺の、全てです。」
こんなの、聞いてない...
大「ぐすっ、(うるうる)」
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作者名：Aries | 作成日時：2021年8月21日 20時
