お風呂/おやすみ編『れんちゃん、夜の日課。』�� ページ30
ママside続き
寝癖のついた髪を揺らしながら、
蓮が向かった先は...
カチャ
蓮「...れんちゃんねぇ、さみしくなっちゃった...」
2時間も、一緒にお風呂入ってたじゃん！
にぃにが視界から消えると、すぐに寂しくなるらしい、笑
大「...」
大介、もう寝ちゃったんじゃない？
蓮はどうするんだろ？
蓮「れんちゃんねー、お風呂、長くいたらぁ、おててふやけちゃったの見てー？」
返答ないのに、
懲りずに、甘えに行こうとしてる！
大「ん...」
電気つけっぱなしで寝てたおかげで、
2人の可愛い様子が丸見え。
蓮「にぃに、入ってもい？」
と言いつつ、ちっちゃい手で布団をめくって、片足乗り上げている蓮。
大「ぅーん...ん？...あれ、蓮ちゃん？」
蓮「抱っこぉ、」
大「おいで？...今日も寝れなかった？」
蓮「うん、」
目を擦りながら、引き寄せる大介。
満足げに、くっつく蓮。
蓮「昨日のお話の続きして？」
大「いいよ？」
昨日の続き？？
一連の、ナチュラルな2人のやりとり...
最近、早い時間に2人でママを起こしに来るよなぁ。
朝、いっつも2人そろってるよなぁ。
！！
常習犯だ、
毎日にぃにのところで寝てるんだ！
大「桃から生まれた桃の介はー、立派な忍者になって、魔界に向かいましたー、」
？？
大「魔界には、悪い魔法使いがいてー、桃の介に、鬼になる魔法をかけてしまいました！」
蓮「ひっ、やだあ！」
大介の、よく分からない自作のストーリーに、大興奮の蓮。
もうそろそろ、疲れて寝るだろう。
大介に負けた気がするけど...仲良しで良かった♪
そっと扉を閉めて、寝室に戻った。
-ママ就寝-
大「続きは、明日ね？」
蓮「仲間たちは？助けに来てくれる？モンスターもつれてく？
れんちゃんねー、回復のじゅもんしてあげる！」
大「また明日ね？...おやすみ？」
蓮「にぃにー、」
大「んー？」
蓮「れんちゃん、怖くなっちゃったからー、
ママにしてあげてたことー、れんちゃんにも、して？」
大「何かしてたっけ？」
蓮「れんちゃんにも、ちゅーして？」
お風呂
/おやすみ編end
番外編では、
蓮さんが社会人になるまで書く予定です(^^)
ふり幅が大変なことになりそうです笑
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作者名：Aries | 作成日時：2021年8月21日 20時
