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恩を売ったグルッペンは私が幼い頃から会いに来てた。他の人達だってそうだ。10歳ほど年の差はあるが、身振り素振り思考はこちらの人達の方が格段に上である。
…確かにこの人達のおかげで今の生活はある。でも、私は…。間違ってもこの人達の前であの人達の名前を出さないように口を固く閉ざした。
gr｢まぁそれはいい…最近どうだ｣
『…未だに手がかりは掴めてないよ』
gr｢そうか…。｣
こればっかりは相手の話になるので海洋民族は問い詰めて来たりなんかしない。
それを利用して、探りを入れられる前に切り上げようと口を開いた。
『話はそれだけ？それじゃあ、』
gr｢待て。…何か隠してたりしてないだろうな？｣
『…さぁね。もう1回言っておくけど私は何も知らない。』
gr｢…そうか。｣
ショッピ君は此方にもう戻ってきていて、そのまま彼の方にへと近寄った。グルッペンはショッピ君にお礼を言ったらまた長い廊下を来た方向に進んで行く。
ショッピ君は何したんですか、と私に言ったが知らないふり。私は普通のことを言っただけだ。ガン飛ばしたりなんかしてない、はず。
ショッピ君は軽く溜息を吐いてからまた報告室にへと歩き出す。
物凄い遠く感じるのは、それほどにこの場所を拒絶してるから、だろうか。それ以外の理由も見つからず、遠く考えた。
syp｢さ、着きました。｣
『…ねぇ、もしかしてこの中、』
syp｢ご察しの通りですよ。多分。｣
『…………そう。』
そう言うのなら、きっと中には…。
ノックをしてから戸を開けると、6人の影がそこにあった。…1つの考えが、当たってしまったようだ。
tn｢遅かったな。｣
『連れてきたのはアンタらでしょ。』
rbr｢まぁまぁ…とりあえず報告を受けてからにしよか。紙用意したんよ、そこに座ってぇや。｣
いつもの紙のように、貼り付けたような笑顔に寒気がする。なんでこんなアホらしい笑顔を向けることが出来るんだろう。不思議でならない。
指さされたのは客人用のソファとテーブル。今回の担当自体はロボロなのか対面席の方に彼が座る。
rbr｢はい、紙とボールペン。｣
『ありがとう…』
ロボロ以外の人達は後ろで立って見守っている。いや、要は私の事を見張っているんだ。下手なことをしないか、慎重に…。なんだか書きづらくて、手を止めそうになる。
あぁ…いけない。怪しまれちゃう。
何も考えず、ペンを動かした。
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四ツ谷抹茶(プロフ) - Alexさん» ありがとうございます…！！！そう言って頂けて光栄です、どうぞこれからも応援よろしくお願いします…！ (2019年7月16日 19時) (
レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - とても面白かったです！応援してます！ (2019年7月16日 13時) (レス) id: 9980b2e5cf (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - かなさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！最高言っていただけるような作品を届けることができてとっても嬉しいです…！応援まで…本当に感謝しかありません、次回作も期待して待っていただけたら有難い限りです、よろしくお願いします！！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: e084f888fc (このIDを非表示/違反報告)
かな - 初見失礼します！本当に最高でした！もう最後のut先生の所は恥ずかしながら泣いてしまいましたw次は脅威の作品を見ようと思います！そしてこんな中学生の拙い文章を読んで頂けると嬉しいです。貴方様をずっと応援させていただきます！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 2f3992ceb8 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - 理香さん» コメントありがとうございます！今回の小説は憧憬というキーワードを意識して書いていたのでそういう感想を聞けて私も嬉しいです…！これからの航海もいいものであるといいなと私も思います…ここまでの応援、感謝です！次回作もよろしくお願いします！！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: e084f888fc (このIDを非表示/違反報告)
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