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次の日は本当に呪具の選別で終わった。
途中でクラスメイトが来て、話すついでに選別を手伝ってくれたりもした。今日に限って先生も先輩も後輩も来なかった。綺麗に片付いた工房を見て、嗚呼、僕はここを出て行くんだ。と、改めて感じてクラスメイト全員の前で泣いた。恥ずかしい黒歴史だ。
そして今日、運命の日。
僕はあの呪具を提出して査定を待って居た。
急に扉が開いて、
「議会室へおいでください。」
って言われたから、あーあ、ダメだったか。と思いながら後ろをついて行く。
「失礼致します。」
「特級呪具を持ってこいと言った筈だが。」
「その呪具が僕の今作れる最大限の傑作です。それ以上でもそれ以下でもありません。それで一級呪具だと言うのなら、僕の実力はそれまでと言う事です。」
「縛りを破ったな！」
「何故ですか!どうしてそんな...ｶﾞﾌｯ!」
え?血?何処から?口?吐血?何で?痛い?何処が?腹?鎖?何で?伸びてる?先端に刃?こっちに向いている?あ。
『破ると鎖が出てくる。腹突き破って外に出て、自分の体を滅多刺しにされる。』
これか。めちゃくちゃ痛いじゃないか！クソ、刺される前に僕の呪力で浸して...多いな鎖!?何とか間に合ったけれど！いや、止めただけじゃ気に食わない。あいつらを刺してやろう。腐った議会共め!!殺そうと使った道具に殺されると良い!!
「何だと、縛りを止めた!?」
「おい、刃がこちらを向いているぞ！」
「に、逃げろ!」
逃 が さ ね え よ ？
全員須らく殺してやる！今世ではとても人をぶっ殺して来たので忌避感何てものは無い!!
ひャははははは!!唸れ僕の縛りの鎖ィー!!
1人残して全員死んだかな?疲れたー。腹から血出てるし、工房行けるかな、走ろう。そろそろ騒ぎが聞きつけられる。
「痛いじゃないか、クソ。」
着いた。えっと、反転術式の銃。これだ。
ﾀﾞｧﾝ!!
ふぃー、良かった良かった。さて、離反しよう。ここを出たら先ず本当の実家に行って、それから僕のセーフハウスに引き篭ろう。
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リリィ - 物凄く好みです！、中々好みの夢小説が全然見つからなくて困っていました！楽しみに待ってます！ (2021年1月15日 21時) (
レス) id: 281db98431 (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - とても面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2021年1月15日 19時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パナセ | 作成日時：2021年1月14日 23時
