【呪術廻戦】転生者の救済のしわ寄せがこっちに来ているんだが。

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これからは主人公の所属上、敵サイドのキャラが出張ります。
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礼拝堂の外には護衛が居るが、なるべく弟の自由にしてやってくれと言ってあったので中では弟と、弟と同じくらいの年齢の少年が話していた。



「糸環、迎えに来たよ。そちらの子は？」
「兄上！こちらは僕のお友達になってくれた、鈴蘭君です！」
「はじめまして、教主様。...糸環くんちょっといい？」
「うん？」


何か弟とコソコソ話し始めた鈴蘭君の特徴は...そんな無いな。強いて言うなら、額の縫われた様な傷と何か大人慣れしている雰囲気くらいだ。





...額の縫い跡!?

おいおいおい、やばいじゃないか。こんなところでゲームオーバーかよ。もう既に弟と仲がいいって、逃げられねえよ。



クソ、多分これもう教主だから目ぇ付けられてんな！
弟ォ！其奴と早く縁切ってェ！
脳みそメロンパンとは縁切ってェ!!


「...えっと、あの 。あ、兄上？」
「あ、ごめんね。話は終わった？」
「すいません、人の前で内緒話なんて。」
「あはは、いいよいいよ。
糸環もお友達との秘密はあるだろうし。」


これで弟もグルで僕を乗っ取ろうとするなら、僕は人間不信になりそうです。

今にも逃げたい。

「そうだ。さっき聞いたんですけど、糸環くんの眼って治ってますよね。なんで包帯取らないんですか？」

「午前中は糸環は疲れて寝ていたし、僕も用事があってね。やっと時間が十分にできたから取りに来たんだ。」

「とって良いのですか！兄上!!」
「今取ってあげるからちょっと動かないでね糸環。」
「はい！」


弟の眼が気になるのか、この脳みそメロンパン！何か面倒くさい感じ...蛇みたいな感じがしたから嫌なんだよね。
しょうがない、とりあえず包帯解くか。

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