【呪術廻戦】転生者の救済のしわ寄せがこっちに来ているんだが。

可愛いがられてる後輩の話２ ページ24

まさか最初の原作キャラ視点がこの子になるとは思わなかった。
伊地知君が不憫な事になってる夢小説が多くて泣く。
若干のキャラ崩壊。
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先輩、先輩先輩、せんぱい。なんで僕を置いてったんですか。
担任の先生に聞かされました。

昨日の夜、先輩が上層部議会を皆殺しにして高専を出ていった、と。




上層部の人達は今すぐ先輩を探し出して殺せと喚いているそうですが、命じられた五条さんと夏油さんが全くやる気がないどころか、


「彼奴に人殺しさせてたつけが回ったな！」


なんて喜んでましたが、今はそんなこといいのです。

別に、結界術しか取り柄が無いことは僕が1番分かっています。
それでも、上層部に殺されそうな事くらい、僕に相談してくれてもいいじゃないですか。
あわよくば一緒に連れて行って欲しかった！
自慢じゃありませんが、僕は先輩に1番可愛いがられて来た自信があります。




入学してから数週間して、ドタバタしながら教室に来た先輩の第一声が

「ノックしてもしもーし！伊地知君いますか〜!?」
「伊地知は僕です...。えっと、何かご用件が...。」

急に現れた誰かにビビりながら対応したら、じーん...なんて効果音がつきそうな顔して口に手を当ててるその人。

「あ、ごめん。僕はこの高専の3年だよ。よろしくね。」
「よ、よろしくお願いします。」



まだ呪術界に入って日が浅い僕に、先輩は聞けば何でも答えてくれたし、聞かずとも教えてくれた。

呪力のロスの少ない出し方、結界の後付け強化の仕方、呪具と呪物の違いと見分け方。

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