検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:95,889 hit

別の転生者3 ページ15

後輩に産土神の案件が行ってない事に不思議がりながら安堵していたその時だ。



彼が硝子の元に瀕死で運ばれて来た。



右足は無く、お腹も抉られて、全体的に切り傷擦り傷でボロボロ。

いや良く生きてるな。
(後で聞いたが呪具らしい。万能か。)

治療が終わって数日間は目を覚まさなかった彼を、クラスメイトが日替わりで様子を見にいっていた。



起きたのは運ばれて来てから2週間後だった。どうやら呪詛師が彼が来ることを知っていて、事前に連絡されていた人数の倍は居たらしい。


上層部の全ヘイトが彼に向かっているので、他の生徒に嫌がらせしている暇は無いだろう。これで灰原くんは救済だ。



「救済の反動が全部僕に向かって来る...。辛い...。」




誰も死なせずに3年に進級した。
今年の新入生は伊地知君1人だった。

伊地知君の何かが彼の琴線に触れたのか、彼が後輩の中で1番可愛がっているのは伊地知君だ。
この間は結界術の維持を補助する呪具を、頼まれても無いのにプレゼントしていた。彼と同じ形の眼鏡だ。彼曰く、
「ちょっと親近感が湧いちゃって。」
だそうだ。眼鏡な所か?

今日は運命の日だ。
傑君と私は旧□□村に任務で行くことになった。
やはりそこでは美々子ちゃんと菜々子ちゃんが虐待されていて、私達は殺してやりたい気持ちを抑えて、彼女達を引き取って高専に帰還した。


帰りの道のりには任務終わりの伏黒先生も加わって談笑()した。


が、まさかミミナナと同年齢の息子がいて、その世話を五条君に任せて居ると聞かされるとは思わなかった。


「この2人を伏黒先生の息子さん以上の強さに育てれば、私は指導者として悟に勝ったと言えるのでは?」
「そうだね!立派な呪術師として育てようね!」

傑君の離反フラグは粉々になって消えた。

if:『僕』が本当の意味で呪詛師になってしまったら→←別の転生者2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (126 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
189人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 , 転生者複数
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リリィ - 物凄く好みです!、中々好みの夢小説が全然見つからなくて困っていました!楽しみに待ってます! (2021年1月15日 21時) (レス) id: 281db98431 (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - とても面白かったです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月15日 19時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:パナセ | 作成日時:2021年1月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。