夏祭り��茶�� ページ22
虫眼鏡side
『たいちゃん！』
虫「んー？」
『お祭り行こ！』
8月上旬、ここいらで最近夏祭りや夜宮、花火大会が開催されている。
虫「だめだよ、僕仕事あるもん。」
『えー。今年こそ行けるって約束したじゃんか……。』
あ、拗ねた。
確かに去年もこんなこと言って、僕は仕事を優先して彼女との約束を後回しにした。
虫「ちょっと待ってて」
『え？』
虫「もしもし。高岡さんですか？」
電話の相手はもちろん高岡さん。
虫「こーゆー事なので、今度の仕事の件……、え？！ほんとですか！ありがとうございます！」
掛け合ってみるもんだ、お祭り当日の仕事について電話すると、別にその日じゃなくてもよかったと言われたのでお休みにしてもらい別の日に移してもらった。
ってことで。
虫「A、お祭り行こ？」
『え？いいの？』
若干涙目のAが僕を見上げたかと思えば
大好きって抱きついてきた。
そういう単純なところも好きなんだけど。
───────────────────────
お祭り当日。
『お待たせ！』
Aは浴衣姿で現れた。
いつも下ろしてるセミロングの髪の毛を上で束ねてお団子にしてる。
『はやく！』
そうやって急かす後姿。
後れ毛が、なんとも言えない色気を出しててそそられる。
虫「もう、急ぎすぎ！」
そう言って手を握れば顔を真っ赤にして俯く。
虫「どんだけ慣れてないの？w」
『なっ……！たいちゃんが慣れとるだけだがや！』
虫「僕はAしかおらんよ。」
『っ、もう！』
顔真っ赤のくせにプンスカ怒るところもすごく可愛い。
それから綿あめに、かき氷に、焼きそば。
金魚すくいにりんご飴。
Aのやりたい事を全部やって満足したみたい。
『たいちゃん！今日楽しかったね！』
虫「そうだね。」
『また来年も来れたらいいね！あと、お仕事も断ってくれてありがとう。』
虫「え？なんでそれ知ってるん？」
電話聞いちゃった！って言う彼女。
こんなに喜んでくれるなら、去年も来ればよかったなって少し後悔した。
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フラワー(プロフ) - ありがとうございます！！裏でもバジュちゃんに会えて嬉しい！！デートはまだ先なんですかね？ (2019年8月11日 5時) (
レス) id: 34909526e5 (このIDを非表示/違反報告)
タイム(プロフ) - かなとさん» 報告ありがとうございます！すみません！ (2019年5月25日 8時) (レス) id: fe1b7576e1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月25日 5時) (レス) id: 754d6c739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タイム | 作成日時：2019年5月24日 23時
