中原さんの部下になりました。 (ページ6)

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第5章「人生万事が猫⑤」ページ6

Aside

「んぅ...。」

痛む頭を覚まして目を開ける。するとそこは先程までとは違う所だった。

そこまできつくはない薬品の臭い。真っ白ですべすべのシーツの敷いてあるベット。長年使われているような医療器具。

キョロキョロと視線をさ迷わせていると膝の下辺りにさっきの帽子をかぶった小さめの男がいる。

しかも...寝てるし....。

『あの....??』

話しかけると驚いたようにして飛び起きる。

「嗚呼。起きたか。」

『此処はどこでしょうか。』

「...。てめぇはくそ鯖の財布をスろうとして倒れたんだろ。」

『！！』

そう言えばそうだった気がする...(´＞∀＜｀)ゝ

「んで、俺が代わりにてめぇを預かったっちゅー訳だ。」

『( ˙-˙ )･･･いやいやw』

笑うわwwwじゃなくて、

『貴方は誰ですか！？くそ鯖って誰ですか！？此処は何処ですか！？』

「いいから落ち着けぇぇぇぇぇぇ!!!!」

『無理ですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!』

「だぁ！もう！俺は中原中也！此処はポートマフィアの医務室！はい次！てめぇの番！」

『私は太宰A！孤児院から追い出されてお腹が空いてて財布をスろうとした16歳！ヨロ(･ω･)スク(｢･ω･)｢』

「....は？....は？」

『へ...?』

「てめぇもしかして....くそ鯖の家族...???」

『え...もしかして...くそ鯖って...治兄さん...???』

あ.......これは終わったな。