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第14章『或る人虎�─� ページ14
私はただその場に崩れ落ちた。血だらけの敦くんと芥川くん。返り血を浴びている私。その時の私の目の色は赤黒い色に変わっていっていた。
『ヴヴヴ...』
私は自我が保てない状態になっている。
その時だった。
「A。入社試験合格だ。」
私の異能力が無効化された。
え...?
振り向くと治兄さんが異能力を無効化している。
「てめぇの入社試験は芥川を倒すことと仲間を守ることだ。良かったな。お前もポートマフィアの一員だ。」
中也さんが言った。
『ふぇ...今までの話って...???』
「嗚呼。嘘だよーw人虎くんは売らない。武装探偵社に入れるよ。」
治兄さんが言う。
ふぇ....????私は安心と疲れでその場に倒れた。
『zzz...』
「たく...世話が焼けるな...。」
中原中也 異能力名「汚れちまった悲しみに」
芥川龍之介 異能力名「羅生門」
太宰治 異能力名「人間失格」
中島敦 異能力名「月下獣」
そして_______________
中原A 異能力名「走れメロス」
「これより始まる怪奇譚...」
太宰の言葉と共にAの新たな生活が今。始まりを告げた。
fin
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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たらぐちゃん - 文章力が凄く、とても素晴らしい作品だと思いました。 (2021年4月25日 21時) (
レス) id: e6a6471da7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこじゃらし | 作成日時：2019年8月21日 18時
