意地悪時どき優男２【CHANYEOL】 (ページ11)

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Ep 26 : 「傍に居たい」ページ11

＊ Chanyeol side ＊

CY「着いて来ないで、1人にして」

"無理ぃ、A先輩も認めたしぃ"

CY「勘違いしてるだけだ」

"ならぁ、弁解しに行けばぁ？"

CY「簡単に言うなよ！！」

1人になりたいのに、
1人になれなくて尚且つ、
上手く伝えられなくてイライラしてるのに。

CY「俺に何を求めても、A以外、無理なんだよ！」

"酷い····· ずっと私はオッパだけなのに·····"

CY「俺は·····違うんだよ、」

傍に居たい人は居なくて
何で···· ·····、

"わかった、もう、良いです"

後輩は何処かに行ってしまって、
やっと、解放されたまま、非常階段に向かった。

CY「好きだ、A····· っ、·····」

やっぱりダメだ、
何回言っても、言っても伝えられない。
考えるだけで、何かが邪魔をする。

CY「俺達は····· 友達止まりじゃないだろ」

分かってる、
俺は友達のままじゃ嫌だ。

なのに、言葉に出すことが出来ない。

CY「情け·····ない」

周りに助けられなきゃ、
言えないのか、、

悩んでも悩んでも答えなんてなくて。
壁に持たれたまま、座ってたら、
いきなりスマホが鳴った。

CY「ベク·····？」

電話に出た瞬間·····
何もかもが止まった気がしたんだ。

CY「Aが·····？」

俺がしっかり守らなかったから、
言わなかったからだ·····