38 再会2 ページ38
？？「Aちゃぁぁぁぁぁんっ！久しぶりぃぃん！」
ドンッ！！
『っぎゃー！？』
突然の重い衝撃と驚きのあまり悲鳴を上げつつ後ろを振り向くと、そこにはサポーターズの上司である男の姿があった。
『ミ、ミオリン先輩！！お久しぶりです！！』
ミ「も〜ヤダ〜Aチャンにこんな所で会えるなんて思わなかった♡久しぶりね、元気してたかしら？」
私の背中に抱きついているこのイケメンオネエは、
私が入社した時からすごく良くしてくれている上司の斎藤ミオリという男。常に成績トップで指名もほぼ通らない逸材だ。
ミ「こんにちは、立海のみなさんかしら？Aチャンの上司の斎藤です♡…あらやだこっちもイケメン揃い〜！！！」
仁「予想外のが来たぜよ」
斎藤が立海メンバーの前に立ち自己紹介をすれば、
そのキャラの濃さからすぐにみんなの注目を引いた。
ミ「あらぁ！そこのクセ毛の彼、かわいいじゃないのんっ！」
ギュッと赤也を抱き寄せ、わしゃわしゃと頭を撫でる斎藤。
相変わらず元気そうでよかったと安堵する。
赤「ち、ちょっと！この人が氷帝の今のマネージャーっスか！？」
赤也が助けを求める姿に、皆からドッと笑いが溢れる。
ブ「(いきなりAに抱きつくと思ったらソッチかよぃ！)」
ジャ「大阪で似た奴を知ってるぜ」
幸「フフ、どうも部長の幸村です。Aさんには大変お世話になっています」
目の前で後輩が襲われてるのに、動じる事なく自己紹介をこなすあたり精市は大人だなと感心する。
ミ「アナタは部長の幸村クンね。Aが役立ってるなら嬉しいわ♡これからよろしくね」
幸「こちらこそ、お世話になります」
真「来月の合宿でも恐らくお会いする事と存じますが、その前にお会いできて光栄です」
90度に腰を曲げ礼をする弦一郎からは育ちの良さが伺える。
ミ「やだぁアナタ！帽子で端正なお顔が隠れちゃってるわよ！もっと浅くかぶりなさいよぉ〜ッ」
斎藤がクイッと弦一郎の帽子を上へずらそうとすると、
弦一郎はすぐさまそれを回避した。
…コント会場かここは。
跡「はぁ…もういいだろう。ここからは別行動だ！ま、せいぜい楽しんで来い」
跡部の指パッチンと共に、みんなが「行こうぜ〜」とそれぞれ別方向に散らばっていった。
幸「Aさん、行こう」
『うん！』
精市について行こうとすると、
「Aチャン」と斎藤に引き留められた。
振り返って何かと聞くと、斎藤は真剣な表情で私を近くに引き寄せる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キャメル(プロフ) - こかさいだーさん» 読んでくださってありがとうございます！！自分の願望を書いてみたら同じ仲間が見つかって私自身も嬉しいです…！鬼更新めざすのでぜひ読んでいただけたらと思います！よろしくお願いします^_^ (2022年9月16日 12時) (
レス) id: 0837b0830d (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - 立海中心の逆ハーとか私得すぎてもうほんとにありがとうございます･･･((神作に出会えた事に感謝です！！更新応援しています！ (2022年9月16日 2時) (レス) id: 5463478506 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：研究員 | 作成日時：2022年9月10日 0時
