Flash 2

ep.66 ページ23

ウソクside








ｽﾝﾖﾝ「いやーよかったな！褒めてもらえて！」


ｼﾌﾝ「はい！なんだか自信がつきました！」









俺たちLOVESHOT組はさっきまでレッスンを受けていて
アベンジャーズ以上の完成度だ、とトレーナー達から絶賛されてみんな大喜びしていた








＿＿＿＿＿ただ1人を除いて









ﾊﾝｷﾞｮﾙ「......」







さっきからみんなと笑いあっていたと思えば急に真顔になったりを繰り返しているのは


年下とは思えないくらい老け顔()のイ・ハンギョル









ｽﾝﾖﾝ「ハンギョルなんかテンション低くね？
悩み事とか？」








...さすがスンヨン。
周りを見てないようでちゃんと見てる(失礼)









ﾊﾝｷﾞｮﾙ「いや、俺は別に悩んでないんですけど






＿＿＿＿＿Aが」




ｳｿｸ「......A？」




ｽﾝﾖﾝ「昨日なんか話してたもんな
...ん？ウソクもAと知り合い？」









不意打ちでAの名前が出てきてつい反応してしまった









"＿＿＿＿＿ウソクさんに認めてもらえるようにがんばりますから"









一週間ほど前にそう得意げに言った彼女を思い出す






その言葉通り再評価でAクラスに移動し、さらにアベンジャーズに選ばれたAは寝る間も惜しんで相当努力したに違いない









ｳｿｸ「いや、クラスが一緒だっただけで
......それでAがどうかしたの？」







べつに彼女との関係を話してもよかったんだと思うけど、なぜか自分だけの秘密にしておきたくて
話すのはやめた








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