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ep.16 ページ19

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次の日
今日はいよいよタイトル曲が発表される日だ

ドンピョたち部屋のメンバーといっしょにスタジオに入ると、背の高い男の子と話しているナヨンオンニを見つけた



『オンニ〜！！』(ｷﾞｭｯ


勢いよくオンニに抱きつくと驚いた様子。





ﾅﾖﾝ「Aおはよう、今日も可愛いね私の娘は...」


そういうナヨンオンニの方がかわいいから！！とイチャイチャし始める←




ﾄﾞﾋｮﾝ「.........あの...」

は！この人の存在を忘れてた！





『ごめんなさい！話してる途中だったのに！』



ﾄﾞﾋｮﾝ「大丈夫ですよ(^ ^)
僕はMBKのナムドヒョンと言います
ナヨンヌナとは同じ部屋です！
Aさんですよね？」




『覚えていてくれたんですか！』




私も彼のことはよく覚えている
わたしと同じ15歳の最年少
キレのあるダンスだけでなく即興ラップも披露してトレーナー達から "天才だ" と言われていた子だ




ﾄﾞﾋｮﾝ「すごく目立ってましたから笑
僕、Aさんのファンになっちゃいました」




目を細めて笑う表情が子犬に似ている
ほっぺたはモチモチでハムスターみたいだ。うん。推す。



『Ａクラスの方からファンになってもらえるなんて...恐れ多いです』

ﾄﾞﾋｮﾝ「クラスなんて関係ないです
せっかく同い年なんだからタメ口で話しません？」




だめですか？A？ なんて、さりげなく呼び捨てにされてドキドキした





『うれしい！！私もいいかな...？』



さっきまでの不安そうな顔が嘘みたいにパァァァ！っと明るくなった

喜びながらコクコク頷くドヒョンを見てまた溢れ出す母性本能






ﾅﾖﾝ「ほら！！そろそろトレーナーがくるよ！」





私のゆるゆるの表情筋を見て察したのか、オンニが話に区切りをつけてくれた



A、B、C、Dのクラス順に前から並び、トレーナー達を待つ






これから始まるレッスンに私はワクワクと不安が入り交じる複雑な感情でいた＿＿＿＿＿





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