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閑也) かいとーそろそろ帰るよー
海斗) えーもう帰るの？
元太) また遊びにおいで！
海斗) うん、わかったぁ
海人) 今度は海斗の家行きたい！
閑也) そうだね、いつでもおいで！
夕方になって今日は解散。家に帰ったらちょっとだけ海斗にお話聞いてみようかな。
海斗) ぱぱぁ、だっこー
閑也) おっ、珍しいね
海斗) ちょっとだけ疲れちゃった
久しぶりに抱っこする体は前に比べて少し大きくなった気がした。それでも周りの子達に比べたら小さいし、ちょっと無理させてるのかな
家に着いて夕ご飯を食べ終わったタイミングでちょっとだけお話をする。最近こういう時間取れてなかったなって今更後悔
閑也) 海斗、ちょっとだけパパとお話しよ？
海斗) お話？
閑也) うん、ちょっとだけいいかな
海斗) .....うん....
なんだか不安な顔をする海斗をソファーに座らせその横に自分も座る。
閑也) ねぇ海斗お膝の怪我って転んじゃったの？
海斗) ....海斗ね....嘘ついた.....
閑也) どうして嘘ついちゃった？
海斗) 迷惑になる....ｸﾞｽｯ....パパ困らせちゃう
そう言って俯いてしまった海斗の目からは大粒の涙がボロボロこぼれてて俺は小さな背中をさすってあげることしか出来なかった
閑也) 海斗、パパ迷惑だって思わないよ
海斗) だって...ｸﾞｽｯ....海斗だけできないじゃん...
閑也) 海斗だってできることたくさんあるよ
海斗) お着替えも....お箸もできない...ｸﾞｽｯ....
閑也) 得意なことだってたくさんあるでしょ
海斗) でも....ｸﾞｽｯ....僕だけ....ｸﾞｽｯ....
しゃくりあげながら泣いてる姿を見ると胸が痛む。努力して何度も挑戦して、それでいて自分の思うようにできないなんて辛いに決まってるよね
泣きじゃくる海斗を向かい合うように膝に乗せると少し控えめに抱きついてくる。今日はたくさん泣かせてたくさん甘えさせてあげようかな
海斗) パパ.....海斗めいわくじゃない？
閑也) うん、全然迷惑じゃないよ
海斗) 海人も迷惑だって思ってないかな
閑也) 思ってないよ、大丈夫
海斗) そっか.....良かった....
しばらくすると腕の中から小さな寝息が聞こえてきた。海斗が迷惑かけてるんじゃないかとか自分だけできてないとかそんな事を考えてたなんて知らなかった
気づかない間にすっかりお兄ちゃんになって、色んなこと考えられるようになってたことに今更だけど気付かされた
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. - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/caec3fafa04/←いい評価待ってますと高評価促すより先に、違反してることに気づいてくださいね。二次創作なので、オリ〇ラ、外してください。違反者。 (2021年12月5日 21時) (
レス) id: 74b943358d (このIDを非表示/違反報告)
Chappi(プロフ) - イカさん» ありがとうございます！ (2021年11月28日 23時) (レス) id: fbcf6f8869 (このIDを非表示/違反報告)
イカ(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。設定や展開にもバリエーションがあって、いつも楽しみです。これからも応援しています！ (2021年11月28日 20時) (レス) @page45 id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chappi | 作成日時：2021年10月23日 15時
