67 ページ17
NM「どうぞ」
土禁の作業室に入ると、私はソファに座らせてくれて、
少し離れてナムジュンは作業用のゲーミングチェアに座ったまま私に向き直った。
NM「あ、今飲み物持ってきますね、何がいいですかね」
「ううん、大丈夫だよ。ありがとね。」
いきなり私がやってきたからびっくりしてしまったのか、少しソワソワと落ち着きがない様子のナムジュン。
「今日は、ウリマンネが本当にごめんなさい。」
NM「まさかそれをわざわざ言いに?」
「うん…だってあの子ったら、みんなに迷惑かけておいて帰り際お腹すいたとか大きな声で言うから…」
NM「ふはっ、そんなもんでしょう。お腹が空いたのは元気が出た証拠ですよ。
精神が病んで余裕がないと、お腹空いてることにすら気づけないものですよ。
僕たちはそんなことをたくさん、繰り返し経験してきました。」
ナムジュンらしい口調で私を諭すように話してくれる。
NM「だから、マンネのお腹が空いたって言葉を聞いた周りの人間はただ、良かった〜としか思ってませんよ。
レコーディングのスケジュールがズレることだって今までもありましたから心配しないでください」
「そっか…なんだか、改めてみんなが家族みたいに心から支え合ってるのが知れてよかった。
…ナムジュナ、ありがと」
NM「いいんですよ。さぁ、早くグガのところへ行ってあげてください。」
にこりと優しく微笑んでくれたから、私も笑顔を返して作業室を出た。
3278人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
グラス(プロフ) - シナモンさん» コメントありがとうございます!コメントにも絵文字使えるようになったんですね!思ったより長引いた作品になってますがこれからもよろしくお願いします😊 (2021年11月8日 0時) (レス) id: eef8f52841 (このIDを非表示/違反報告)
シナモン(プロフ) - きゃ〜🙈やっと通じた〜😍うれしいうれしい🥰あ、初めましてグラスさん。うれしくて取り乱しました💦お見合いにふと現れてヌナを攫ってくれ〜って思わずにいられません!先がさらに楽しみになってます😊 (2021年11月1日 10時) (レス) @page49 id: 3ecf976263 (このIDを非表示/違反報告)
グラス(プロフ) - mmne08171さん» ありがとうございます!正直早くくっつけてイチャイチャを書きたいんですよね…。笑 (2021年10月17日 11時) (レス) id: eef8f52841 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - 少しずつ近づけてる💜頑張れーユンギ!!と応援したくなります^ ^ (2021年10月17日 9時) (レス) id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
グラス(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます!クオズも応援してますね!!パクパク! (2021年10月17日 9時) (レス) id: eef8f52841 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:グラス | 作成日時:2021年9月23日 21時