大人と子供の恋物語【男主】 (ページ5)

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『えと、それはマジな話...？』

？「マジ」

治「お前正気か、魁斗にも親御さんおるやろ」

『ぁ、親は...おらへん、』

治「ぉー、すまん」

『いや、全然』

？「ん、じゃ決定！」

『あの、名前』

？「ぁ、せやった...俺宮侑、こいつの片割れ」

あぁ、やっぱり

でも、宮侑ってどっかで聞いたような

侑「俺ん事知らへんの？」

『ちょ、よく顔見せて...』

ｸﾞｲｯ

侑「！」

『ん～、もう少し...もう少しで思い出せんねん、』

侑「...キスしてええ？」

『ぇ...』

侑「ちょ、ガチで引かんといて？傷ついてまうやん…」

『...』

いろいろとめんどいな...←

てか家って2人で住んどんのかな

『家って2人で住んどるんですか？』

侑「おん」

治「せやで」

あ、意外と仲がよろしくて

『...そこに赤の他人の俺が住んだらダメちゃう？』

侑「赤の他人やないやん、」

治「名前教え合った仲やで」

『あぁ、そっか...』

侑「よっしゃ、今から魁斗ん家行って荷物まとめんで！」

『いえっさー』

治「俺店見とらんといかんから2人で行ってきて」

そっか

お店だった

─魁斗の家─

侑「へぇ、意外と広いんやな」

『まぁ、"元"は家族と住んでたんで』

侑「ふーん...」

それからちょくちょく世間話をしながら

荷物をまとめる

『侑さん、お待たせしましたー』

侑「おー、魁斗ってどこ高校通っとるん？」

『んと、稲荷崎』

侑「は！？俺らの母校やんけ！」

おおん

マジか

侑「いつからそんないじめやる学校なったん、先生もヤバいやろ」

『...ですよね』

侑「...よし、乗り込みや」

『...？』

侑「稲荷崎乗り込んで、"俺らの"魁斗いじめる奴らシバキ回したる」

『母校で暴れてええんですか』

侑「母校なんて関係あらへん、」

『はぁ』

明日学校行きたくねー