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し｢おい！すず！こう！｣
と叫ぶと、自分もプレゼント開封に向かうしょう。
母｢昔、うちげに来た日のこと思い出すわァ｣
と言いながら話しかけてくるお母さん。
｢ちょうどその日のこと思い出してたんです。｣
母｢そやろ？｣
母｢で、どやった？しょうとは上手くいった？｣
｢…はい、笑｣
母｢お母さんにはお見通しやで？｣
｢さすがですねほんと笑｣
母｢これからもしょうとなかよーな？｣
｢もちろんです｣
母｢相手がAちゃんやと、お母さんも安心やわ｣
｢えええ、いやいや｣
母｢嘘ちゃうで？ほんまに思っとる｣
｢ありがとうございます｣
母｢来年もな、たくさんイベントとかあって、しょうも忙しいけど、面倒見たってな｣
｢もちろんです、私も迷惑かけるかもしれませんが、よろしくお願いします！｣
母｢こちらこそなぁ｣
お母さんから目を離して、三兄弟の方を見ると、プレゼントを開封して目を輝かせる子供のような3人がいた。
クリスマス。
沢山の人に思い出を与えた三兄弟。
来年もいい年になるかな。
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12月31日。
大晦日に私はしょうの家に誘われた。
久々に行くしょうの家。
しょうあ、もう着いたら勝手に入って〜
と、連絡が来てた。
｢おじゃましまーす｣
と言って、2階までの階段をあがると目の前にはダンボールの壁が広がっていた。
｢え？｣
し｢あ、A？ちょごめん。こないだのイベントのプレゼント送られてきて、凄いことなっとんよ｣
｢手伝おか？｣
し｢あ、ほんま？ありがと。ちょ、弟組呼んできてくれん？｣
｢はいはい、上におる？｣
し｢おると思う！｣
と言われ、ダンボールの壁を何とか通り抜けて、3階へ進む。
｢こうくーん、すずくーん｣
す｢なにぃもう｣
寝室からはだるそうなすずくんの声が聞こえる。
｢ほら、開封するで｣
す｢え、？Aちゃん、？｣
急な私の登場に驚くすずくん。
その奥には布団にくるまって寝ているこうくんがいた。
｢ほら、下いって？｣
｢そんで、こうくーん？起きなー？｣
と、こうくんの所まで行って体を揺する。
すると、こうくんに手を引っ張られた私。
そのまま隣に寝転がってしまった私はこうくんの腕によってホールドされる。
｢あちゃ、どーしよ｣
す｢ちょ、あんちゃん！おにいい！！！あんちゃんがAちゃんいじめとる！！｣
し｢は！？｣
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作者名：とちもち | 作成日時：2022年11月20日 19時
