お母さんとの電話 ページ30
母「あら!Aちゃん!かけてくれたんかありがとなぁ」
「いえ!わざわざありがとうございますほんとに」
母「ちゃんと家帰れたか?」
「はい!帰れましたよ」
母「Aちゃん京都やったやんなー?遠いなぁ」
「そうなんですよ。交通費が…」
母「はっはっは!あ、そういえばしょうとあんま話せてないやろ、?」
「あぁ…はい…。Aやでっていう勇気が…」
母「久々やったらそんなもんなんかなぁ…。しょうもバカやからなAちゃんべっぴんさんなりすぎとって気付かんかった!とかゆーてたしなホンマに」
「ははは。嬉しいです笑」
母「あ、しょう2階におるけど呼ぼか?」
「いえ!大丈夫です!しょうには言わないでください…」
母「え?なんでや?しょう話したがっとるけど…」
「しょうとは、直接話したいんです…。」
母「そうかぁ、でも、会う機会とか作れるん?」
「高校卒業したら、4月1日に会う約束してるんです。」
母「へぇ、しょうそんな素敵な約束しとったんやなぁ!知らんかったわ」
「だから、それまで取っておきたくて。」
母「そうかそうか、でもほんならなんで今回来てくれたん?」
「…友達にすずしょうとを教えて貰って、そこにまさかのしょうたちがいて。しょうがこんな活動してるんや!って気になっちゃって。」
母「知って貰えて嬉しいわ!友達に感謝やな。しょうも多分Aちゃんに知って欲しくてYouTube始めたってのもあるやろしなぁ」
「え?そうなんですか?」
母「そやでぇ!で、続けてたらこんなに沢山のファンが出来ちゃったんよ」
「人多くてほんと驚いて!でも…なんか、遠い世界の人みたいに思えて寂しかったんですよ…笑」
母「ちゃうで。」
「え?」
母「勘違いはせんで欲しいんやけど、確かにファンの人たちは推しだーとか言ってしょうらのことを応援してくれてるし、登録者が何十万、何百万っていってもファンの人との関わりを減らすとかしょうらは絶対せーへんし、その分忙しくなるけど、しょうは友達とかの時間もちゃんと作る子やでな」
「そう…なんですか…」
母「そやで?あと、ほんまにしょうはAちゃんに会いたがってるんよ」
「…私もです。」
母「私はしょうと話して欲しい思っとるけど、Aちゃんのね気持ちもあるし、Aちゃんを尊重するでな」
「ありがとうございます…」
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作者名:とちもち | 作成日時:2022年11月20日 19時