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感謝の話 ページ10

私の様子に気付いた隊士の方は、父の言い方が気になった様子でちょっと!と父に言った。



?「あまりにも酷い言い方だ!そんな風に言うのはやめてください」



そう言った隊士に父は否定し追い出そうとするが隊士が口を開いた瞬間、父は目を見開いて酒を落とした。




父は突然声を荒らげて、日の呼吸?のことを隊士に言った。



私も隊士の方も何が何だか分からず呆然としていた時、



ドガッ



?「ぐっ…」



父は何を思ったのか柱じこみの速さで隊士の方を地面に押さえ込んだ。



この人は明らかに体調が悪いのになんてことを!!



千寿郎「父上!!やめてください!!
その人の顔を見てください!具合が悪いんですよ!!」



慌てて仲介に入って押さえ込みを止めようとしたが、
父に顔を叩かれてしまい地面に倒れてしまった。



頬を抑えて痛みを堪えていると、隊士の方が父に向かって拳を奮った。



千寿郎「っ!」



父が殴られるのを初めて見た。



あの柱だった父に口答えをし、それに加えて拳も叩き込んだのだ。



隊士の方は私と兄、Aさんの為に怒って泣き、
父に言いたいことを全て言ってくれた。



それを聞いている最中は呆気に取られてしまったが、
今となってはとても有難かった。



なんて優しい方なんだろう、
この人ならAさんを救ってくれるかもしれない、
と会ったばかりながらに思ってしまった。



一目で思ってしまうくらいこの人は温かかったからだ。



──────



竈門「本当にすみません……」



隊士の方は竈門炭治郎と名乗った。



任務を共にし、兄の最期を見届けたうちの一人が炭治郎さんだったそうだ。



千寿郎「お茶です。どうぞ…」



お茶を差し出すと、炭治郎さんはげっそりしながらもお礼と謝罪を言ってくれた。



その様子にはさすがに変な汗が流れたが、その後父の容態まで気にかけてくださった。
炭治郎さんは、本当に優しい人だ。



千寿郎「大丈夫だと思います。
目を覚ましたら、お酒を買いに出かけて行ったので」



竈門「そっか…」



一言返してくるも、申し訳ないという雰囲気を出していた。



千寿郎「ありがとうございます」



竈門「えっ?」



お礼をいえば意味が分からないという顔をされた。



すかさずお礼の理由を言えば複雑な顔をして炭治郎さんは黙ってしまった。



兄の最期を聞こうとした瞬間、部屋の襖がゆっくりと開いた。

炎柱の遺言の話→←竈門炭治郎の話



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春月卯月(プロフ) - フィオナさん» ありがとうございますー!一応最後の展開までは考えているので頑張ります!応援ありがとうございます! (2019年11月20日 21時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - ユリさん» 気になって下さって嬉しいですー!なるはやで頑張ります!ありがとうございます! (2019年11月20日 20時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - 影姫一閃さん» タイトル悩んだんですよ本当にー!いい話なんて滅相もない!勿体ないお言葉です!ありがとうございます!頑張りますー! (2019年11月20日 20時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - 椿さん» 応援ありがとうございますー!楽しみにして下さって光栄の極み!頑張りますね! (2019年11月20日 20時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
フィオナ - この後の展開が気になります。更新頑張ってください (2019年11月20日 20時) (レス) id: ba2a71100d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春月卯月 | 作成日時:2019年11月19日 22時

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