【NARUTO】なんてったって奇跡の天才ですから。に (ページ10)

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視点：ナルト

“おい！......本当にこんなガキで大丈夫なのかよぉ！”

その言葉に俺はカチンと来た。

こんのジジィ...最悪の依頼人だな！

ここは1発ビシッと。

俺は大きく息を吸う。

｢こらジジイ！あんまり忍者を舐めんじゃねーぜ！｣

タズナと名乗ったジジイを指さして怒鳴った。

そして更に、俺ってばすげぇんだからな！と付け足す。

｢いずれ火影の名を語る超エリート忍者！......名を｣

うずまきナルトという、覚えとけ!

大見得なんかじゃねぇ、今は確かに足りねぇ所はあるかも知れねぇけど

俺は絶対、絶対！火影になってやるんだ！！

｢ナルト...君なら絶対火影になれるさ、何せナルトはこの天才児Aが認めた強かな忍びだからね！｣

Aが太陽のように微笑んで親指を立てて片目を閉じた。

Aは俺を一番最初に認めてくれた大切な奴だ。

なんかズレてっとこもあるけど、Aの言う事はいつも核心を突いてて、安心する程強い信頼がある。

｢あったりまえだってばよ！｣

俺はニッと歯を見せて、大きく笑って見せた。