【NARUTO】なんてったって奇跡の天才児ですから。

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視点：A

え...

｢えぇぇ？！私は鈴取れてたじゃないか！！｣

理不尽にも程があるぞはたけ君！と私ははたけ君を指さして声を荒らげた。

｢四人共忍者やめろってどーゆう事だよォ！｣

心底納得がいかないナルトが声を荒らげてはたけ君の判断を批判する。

確かに、私も納得していない。

掌で音を零しながらコロコロと転がる鈴に視線を落とした。

私が鈴を取った事は事実だ。

なのに何故、何故不合格だと言うのだ。

｢そりゃさ！そりゃさ！確かに鈴取れなかったけど！なんでやめろまで言われなくちゃならねぇんだよ！｣

はたけ君は至って冷静に｢どいつもこいつも忍者になる資格もねぇガキだってことだよ。｣と呆れた顔をしそう言った。

その言葉が頭に来たのだろう。

うちは君ははたけ君に向かって勢いよく駆け出した。

｢サスケ君！！｣

が、その行動は全くの無意味。

｢だからガキだってんだ。｣

うちは君ははたけ君によって見事押さえつけられた。

｢サスケ君を踏むなんてダメーっ！！｣

はたけ君は一同を睨みながらこう言った。

｢お前ら忍者舐めてんのか？あ？！何のために班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる。｣

彼らは何が何だかという顔をする。

まぁ無理もない、いきなり怒られたら誰しも困惑するはずだ。

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