【NARUTO】なんてったって奇跡の天才児ですから。

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視点：A

｢...次！｣

私の怒りを無視するかの如く、自己紹介を進めたはたけ君。

｢名はうちはサスケ。嫌いな物なら沢山あるが好きな物は別にない。
それから...夢なんて言葉で終わら好きはないが野望はある！一族の復興とある男を必ず...｣

“殺すことだ”

大魔王うちは君は遠くを睨み付けながらそう言った。

...わ、私の事じゃ、ない...よね？

だだだって心当たり無いもん！

｢じゃ、次はそこの女の子。｣

｢私は春野サクラ。好きな物は......ってゆーかあ、好きな人は...えーとぉ...将来の夢も言っちゃおうかな...｣

春野君は熟したりんごのように頬を赤らめて言った。

大方、春野君は大魔王うちは君の事で頭がいっぱいなのだろう。

｢嫌いな物はナルトです！｣

キッパリとそう告げる。

そんなにハッキリ言ってやらなくても...。

チラッ、とナルトの方へ目をやると案の定ショックを受けていた。

｢...私は好きだぞ、ナルト！だからそんなに落ち込む事は無い！｣

明日には明日の風が吹く！と元気付けてみる。

｢そんなの当たり前だってばよ...。｣

...君にド正論をぶつけられると何だか屈辱的な気分になるよ。

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